塩化ビニル製の樋に塗装するには、どうしたらいいですか?
お客様に「塗装に最適な季節はいつですか?」とよく聞かれます。
私は、「お客様が塗装しようと思われた時が一番良い時期ですよ」と答える様にしています。
塗料メーカーのカタログを視ると、「気温5℃以下、湿度85%以上または結露が懸念される場合は、塗装を避けて下さい。」、「下地の含水率10%以下」と書かれています。
この塗装できない条件に当てはまる時期は、私の住んでいる宮崎市では1年間を通じても殆どありません。
しかし、日本の春は風が強く・雨が多い、暫くすると梅雨になり、夏は暑く湿度が高い、秋になり少し涼しくなると台風が来る、冬は気温が低く露が降りる。と良い施工条件とは言えません。
強いて言えば、晩秋から冬に変わるまでの時期は雨が少なく、湿度も低く、割と安定した日が続きますが、1~2週間程度とピンポイントとなる為、その時期に施工を計画するのは非常に難しいと言えます。
結論は塗装に適した時期を見つけるより、降雨後に下地が完全に乾燥してから塗装する等、施工条件を適切に管理出来る業者を探すことが大事だと言えます。
また、国内の塗料メーカーは、様々な条件でテストを繰り返し、日本の高温多湿の特殊な気象条件に適合する塗料を開発しています。塗料の選択は、国内メーカーの物を選ぶようにして下さい。
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