労使トラブルは突然!「どこからパワハラ?になる」

黒木美生

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テーマ:労使トラブルになる前に・・・

 ご相談を受けているなかで近年増えてきていることがあります。

それは「どこまでが指導で、どこからがパワハラになるのですか?」というような質問です。

これは非常に難しい質問です。

たとえば・・・「業務の適正な範囲を超えて・・・」とは?
 
  1時間以上の叱責はパワハラで、0.5時間くらいなら許される?

  挨拶はするけど、それ以外の会話を拒めばパワハラ??

  「明日までにこれをやってくれ。」は無理強いでパワハラ?

 きりがないほど疑問符が付きますね。もちろん受け取り側の問題もあります。
 
 ただ、一番の注意点は、「パワハラはほとんどが無意識に行われていること」です。

 自分がまさかパワハラになっていいると意識もしていないのです。

  「俺は真剣に指導しているだけだ!」と開き直る上司も多いのです。

 ただ、会社としても「管理者に任せている」と言っていると、思わぬトラブルに発展して

 「使用者責任」「不法行為責任」「安全配慮義務違反」「職場環境配慮義務違反」等の

 リスクを負うことになります。

 日頃の、管理職教育の中での「パワハラ研修」等の実施。(共通認識)
    
 パワハラ規定等での取り組み、禁止規定の整備、説明会の実施。等、会社の取り組みが

 重要になってきますね。

 黒木美生経営労務管理事務所でもサポートさせて頂きます。お気軽にご相談下さい。

     http://www.kurogi-labor.jp



 

 


 

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黒木美生
専門家

黒木美生(社会保険労務士)

黒木美生経営労務管理事務所

経営者として当然、基本を押さえるべき人事労務管理。思いがけない労使トラブルに発展しないよう、日ごろの意識付けはもちろん、ポイントをしっかり押さえたアドバイスで、経営者と労働者の安心をサポートします。

黒木美生プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

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