インターネットやパソコン関連のパスワードの保管は大丈夫ですか?
デジタル遺産という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
NHKでも、取り上げられていました。
デジタル遺品・デジタル遺産
パソコンの中には、たくさんの情報が詰まっています。
しかし、それは使う人しかわからないことですが、大事な家族の写真や仕事のデータ、または、ネットバンキングや株取引など遺産となるべく物もすべてがパソコンの中、ネットの中という時代。
ID・パスワードが分からなければ、だれも知ることができないのです。
もし、明日突然事故にあったら、病気で倒れたら、意識が戻らなかったらそれらはどうなるのでしょうか?
また、一人暮らしの方が亡くなってもそれらは、わからないままになってしまいます。
私も生前整理@みやざきのメンバーとして、写真整理を担当していますが、パソコンに携わるものとして、デジタル遺産の大切さを伝えていきたいと考えています。
残された家族に、死後までも悲しい思いをさせないためにも、何をしておかなければならないのかを知っておく必要があるかと思います。
私は、すべてのID・パスワードはノートに書き留めているのですが、使っていないブログやメルマガなどを解約してみました。
結構大変でした。
ずいぶん開いていないネットバンキングも、ID・パスワードはしっかりとメモを取っているのに開かない。
結局はがきで、パスワードを送ってもらいました。
ID・パスワードだけではなく、万が一時のためにも登録時の情報が必要だと思いました。
メールアドレスやURL、秘密の質問や答えなども項目ごとに分けて書いておく必要があることがよくわかりました。
自分のでさえこんなに大変なのに、他人の物などもっと大変かもしれないと思いました。
だからこそ、生前にしっかりと整理をして心置きなく、これからの人生を楽しんでいただきたいと思っています。
これは、何もお年寄りの方だけではなく、若い方もスマホやタブレットを使っていますので、いつ何時何があるかわからないので、せめてノートに書き留め、家族の方には置き場所を伝えておく必要があるかと思います。
先日も、中学生の生徒さんに「もし、万が一死んだときにLINEがいつまでも残っていていい?」って聞いたら「嫌だ」と返ってきました。
ブログも、Facebookも亡くなった方のが出てきて嫌な気持ちになったという方もいらっしゃいました。
まだまだ、自分の死のことまでは考えられないかもしれませんが、でも、考えておかなくてはいけないことです。
私がパソコンにたづさわって、たった20年の間にこんなにも世の中が変わってしまったのですね。
今思えば、生徒さんの中にもお亡くなりになった方がいらっしゃいましたが、それらはどうなったのだろうかと今頃気になりだしました。
生前整理@みやざきでは、皆様のご相談にお答えできる各分野のスタッフがチームで活動をしています。