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塾長の考え(理想と現実)④

一木康広

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テーマ:塾長の考え

特待生
小学生の指導をするとき。

教材の中身を指導するわけだが、

北斗塾は「自立型個別指導」。




すべてを直接指導する、

などということは絶対にしない。




「何を指導するのか?」




それは生徒にとって、




あくまでもわからないところ。

あくまでもできないところ。




ただし、

そこで終わるといけない。




常にできるようにメンテナンスをする。




メンテナンスとは、

通常は、




機械や建物、コンピュータシステムなどの設備について、

故障や不具合が生じることなく、

正常な状態が維持されるように、

点検したり手入れをしたりすることだ。




北斗塾ではこれができるような、

各種ツールがあるのだが、




これを正確に使いこなせる生徒の場合、

成績は優秀。




「めんどくさいな…」




と思ってツールを使わない生徒ほど、

良い成績をとることが難しい。




このツールを使いこなせる生徒ほど、

成績はどこまでも上昇し続ける。




かつての生徒で、

宮崎●●高校普通科出身の生徒は、




学年順位で後ろから数えたら「スグ」。




その生徒もしっかりとそのツールを、

2年かけて使いこなせるようになったときは、

基礎学力が盤石のものとなった。




そこからどう育てるのかが大事なのだが、

3年目の7月時の試験では、

全国偏差値が85にまで跳ね上がった。




「偏差値85」である。




常識外の成績だが、

こういうことが現実に起きたのだ。




例えば高校1年生の冬に、

偏差値が48の生徒ならば、

塾に毎日通うという荒業(あらわざ)をすれば、

高校3年生の6月時点で、

偏差値が62を超えることは可能。




実際に起きている。




もともと55くらいの偏差値がある生徒は、

1年間(週3回)通塾すれば、




やはり偏差値で62以上は可能。




実際に起きている。







だが、

小学5年生の後半に入塾してきた生徒で、




なかなか素直に指導を受けずに、




スキあらば仲良しの生徒と、

おしゃべりをしようとするような生徒は、




小6から週3回の通塾に変更しても、

中学受験(入試)で特待を取ることは、




むずかしい。




小6からでも、

週3回通塾すれば、

中学受験プレテストで「特待」を取れる。

(理想)




小学3年生の2月から通塾する生徒や、

小学4年生のころからずっと通塾してきた生徒。




あるいは、

そもそもよく勉強する秀才の生徒。




そういう生徒たちが、

ようやく努力が報われて、

「特待」をとる。

(現実)




(続く)

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一木康広
専門家

一木康広(塾講師)

株式会社北斗塾

生徒の学力と性格に応じて指導を変化させること。成績向上に必要な要素(①知識定着の確認②解法のための技術指導③やる気の発生・向上・継続のサポート④学習に最適な環境の整備)を提供し、学力向上へと導くこと。

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