塾長の考え(ショート 609)

「流動性知能」について前回述べた。
この知能(能力)は若い人の特権だ。
もちろん年齢を重ねていっても、
その知能がおとろえていかないように、
努力することはある程度可能だろう。
そう思いたいがデータの上では、
やはり減少していく能力らしい。
代わりに、
年齢が上がっていくにつれて得られる、
そういう能力もある。
それは「結晶性知能」という。
私も50代に入ってしばらくしてから、
これまでに学習してきたことや、
経験して勉強してきたことなど、
いろんなことがつながり始めて、
「そうだったのか!」
と理解できることが多くなった。
そして、
いろいろな問題の解決方法も、
どんどん出せるようになってきた。
実は、
いろんなアイディアも、
いくつも浮かぶようになり始めて、
毎日がとても楽しい。
ところで、
「流動性知能」の話に戻るが、
この能力がさかんな時期の1つが、
まさしく小学生時代。
何でもかんでも覚えることができる、
この時期に学習したり勉強したり、
本当に有意義なことに時間を使う、
それが確実にできるような環境があれば、
わが子の能力も磨いていける。
可能性を伸ばすことができる。
子どもは自力ではそういう環境を、
見つけられないし、
見つけても経済力がないから、
自分の意志だけでは、
その環境を手に入れることはできない。
別の力(存在)が必要なのだ。
では、誰がその役割を果たすか?
子どものゴールデンタイムを、
有効活用できるような環境に、
導ける唯一の存在は誰か?
それが親御(保護者)さんたちである。
(続く)



