塾長の考え(中2のDちゃんの挑戦)②
成果を上げる学習方法と、
成果を上げない学習方法がある。
成果を上げる指導方法と、
成果を上げない指導方法がある。
成果を上げる生徒と、
成果を上げない生徒がいる。
成果を上げる講師と、
成果を上げない講師がいる。
いい影響をもたらす人間と、
悪い影響をもたらす人間がいる。
これらの「違い」が分かる人と、
これらの「違い」が分からない人がいる。
人生はつくづく「運」がいいか悪いか、
それで決まっていくのだなと感じる。
若かりし頃は、
「努力すれば必ず夢は叶う」。
そう強く信じていた。
50年以上生きてきて、
今ならハッキリと言える。
努力するのはあたりまえ。
成功するかどうか、
夢をかなえるかどうかは、
その人のもっている運しだい。
運が悪い人はとにかく間違う。
ここぞという分岐点で、
選択ミスをするのだ。
これが今の年齢になって、
本当によくわかるようになった。
大事なことは「次の一手」なのだ。
運がいい人は運のいい人と出会えて、
運が悪い人は運の悪い人と出会う。
運がいい人は運のいい選択肢を選べて、
運が悪い人は運の悪い選択肢を選ぶ。
努力するから夢が叶うわけではない。
実際は、
夢が叶う人はほぼ全員努力をしているが、
努力をするから全員夢が叶うわけではない。
これが事実。
努力するしないの問題以前に、
「成果が出る」努力をしなければいけない。
成果が出る努力とは「正しい努力」のこと。
正しい努力の前に「正しい考え」があり、
正しい考えとは「叡智(えいち)」のこと。
叡智は誰でも持っているものではなくて、
何百回や何千回の試行錯誤や、
何十年にもわたる経験の積み重ね、
そういうプロセスを経て習得するもの。
その叡智を習得している人に出会えて、
その人から叡智を受け取ることができて、
自らその叡智を実践して習得できれば、
人生で成功する。
最終的に夢は叶う。
問題はその「叡智」に、
アクセスすることができるかどうか。
そこが運命の分かれ道であり、
運がいい人と悪い人との、
決定的な差だと言える。