塾長の考え(2次試験)
次は、
「どのように」
になるのだが、
たくさんの学習塾があるけれど、
勉強のやり方を教えていない塾が、
ほとんどのようだ。
「なぜそのことがわかるのか?」
それは今まで他塾をやめたり、
中学までは別の塾に通っていても、
高校からは北斗塾に来た生徒に、
いちいち確認してきたからだ。
ほとんどの学習塾がやっていることは、
「テストによく出るところを教える」
ということだ。
特に集団授業の塾あるいは予備校。
もちろんそれが悪いわけではない。
それも塾や予備校のいいところだ。
しかし、
終始指導の中身がそれではいけない。
私はそう思う。
「教える」だけで完結してはいけない。
「育てる」ということが実は大事。
この「育てる」の部分が要であり、
非常にめんどうくさいので、
これをやらないところは多い。
だが、
教育とは教えることと育てること、
この両輪があって初めて有効。
「どのように」
学習したり勉強したりするかは、
とても重要なことだ。
よく塾講師や予備校講師に求められる、
「ラクな問題解法を伝授すること」を、
指すわけではない。
1つの問題の解法を丁寧に解説すること。
これも有意義なことではあるが、
正しい学習方法や正しい勉強方法、
あるいは、
ものごとの見方や考え方を教えること、
そしてそれをわがものにするまで、
根気よく生徒に付き合うこと。
この方が長期的に見れば、
はるかに効果がある。
次に…。