塾長の考え(小6のCちゃん)【後編】
HKちゃんの3年目の動きを再確認する。
★HKちゃんの動き
【3年目】
①毎回の予備校の授業の予習をする。
②自習室にはとにかく毎日通って勉強する。
③必ず授業の復習をする。
【入学して1年後にわかったこと】
●授業の問題は入試レベル(どの予備校も同じ)
●わからない問題は個別指導の時間に解決!
(ついに念願だった質問ができる状況!)
【反省点】
●「集団授業」と「個別指導」だったが…
1.理解できる問題は増えても成績が上がらない
2.質問ができる環境だったが成績が上がらない
3.自習室に通い詰めても成績が上がらない
4.予習も復習もできたが成績が上がらない
今回の予備校(3浪目)は、
集団授業+個別指導の2本立て!
「いい授業」とは?
①(大手予備校の)一流講師の授業
②最新の入試問題をベースとした教材の使用
「いい環境」とは?
①きれいな校舎および教室
②たくさんの講師がいる
③個別指導コースで質問だってできる!
④自習室だって毎日通える(使いたい放題!)
「いい予備校のイメージ」とは?
①合格者がいっぱいいる
②高額な指導料金がかかる
(それに見合った結果が得られると期待できる)
③ナイスなCMのイメージ
(気がついたら1年後に一流大学にいる私!)
④日本の中心である東京にある予備校
どう考えても今回は最強かつ最高の条件。
これ以上いい予備校ってあるの??
それなのに私立大医学部には、
結局、合格できなかった。
さて、
いったい何がいけなかったのだろうか?
このブログを読んでいるみなさんも、
自分ごとだと思って考えてみてほしい。
わが子が将来的に、
何も真実を知らなければ同じような道を、
(誤って)歩むかもしれないのだから。
(続く)