塾長の考え(織田信長の名言)
親御さんが子どもを入塾させる理由。
それは、
1.成績アップ
2.受験合格
この2つがほとんど。
もしも中学生の内容の理解が、
不十分なまま高校入試で合格して、
高校1年生、
高校2年生、
高校3年生というように進級して、
今現在5月ですよ…、
こんな状態であればほぼ間違いなく、
今度実施される全国模試では、
わが子の第1志望大学の合格可能性が、
「とても低い」
という判定がおそらく下されるだろう。
この結果を見てから、
「本当にまずい!」
そう思った高校3年生がその後、
必死に勉強をがんばろうとするのだが、
「何をどこからどのように?」
これがわからないため、
無駄な月日が過ぎて気づけば9月に突入。
「クラスマッチが終わったらがんばる」
とか何とか言って現実を直視せず、
10月の半ばくらいになれば、
「専門学校にしようかな…」
と言って安易に大学進学をあきらめる。
このケースが結構ある。
別に私は専門学校が良くないとは、
まったく思っていない。
が、しかしだ。
専門学校に進学したくて、
3年前に高校受験をしたのかどうか、
それを思い出してほしいと思う。
イソップ童話の、
「アリとキリギリス」
「うさぎとカメ」
これらの教訓は何だったのか?
それを思い出すのはいつか?
それは…「今」なのだが。
さて、
GKくんの話に戻ろう。
彼が目指すのは国立大学の薬学部薬学科。
現在(当時)の5月の学力では難しい。
では、どうするか?
それが北斗塾に課されたミッションだ。
ミッションとは「使命」という意味で、
クライアント(顧客)である親御さんから、
「望む結果」を期待されて、
「望む結果」を出してくれるだろうと、
信任を得て学習指導を開始するわけである。
学習指導の開始はいつも、
「1.調査」
これから始まる。
学力検査をしないことには、
適切な指導方針が立たないからである。
指導方針が立たないまま学習や指導を、
「塾用テキスト」などで適当に進めると、
必ずロス(損失)が出る。
そのロスは生徒本人も親御さんも、
場合によっては指導する立場である講師も、
気が付かないまま月日が過ぎる。
「え、そうなんですか…」
そう思って不安になる方もいるだろう。
しかし、これは事実だ。
何度も言うが、
どこの塾でも同じ質の指導をする、
それはあり得ないし、
各塾でかなり「差」がある。
小学生や中学生の指導であれば、
「質」に差があっても、
割と簡単に高校には合格するので、
それまでの塾での指導が良かったと、
ほとんどの親御さんが勘違いする。
わが子を第1志望の大学に、
本気で進学させたいのならば、
塾選びには慎重になるべきだ。
「自宅から近い」
この理由で選んではいけない。
複数の塾をまわって、
実際に話を聞いて無料体験を受ければいい。
できれば、
その塾の生徒に実際の話を聞くか、
抜き打ちで訪問して見学させてもらえば、
すぐに塾の実態がわかる。
(続く)