塾長の考え(親子関係)11
昨夜面談があった。
それがきっかけで思うことがあり、
今回から、
「親子関係」についての私の考え、
これを述べる。
かつての予備校生でGKくんがいた。
GKくんのお母さんは教育熱心、
…というよりも母親としての自覚、
そして責任感が強い。
その結果どうなっていったか。
息子のGKくんは宮崎西高校理数科。
頭はとても良い。
さらに言えば、
小さいころからの夢もはっきりしていた。
「薬剤師になって薬の研究をする」
「ガンの特効薬を開発して人を救う」
この息子の夢をお母さんは喜んでいた。
そして私に嬉しそうに話してくれた。
(ただし、このときは塾生ではない)
(このときは電話で話しただけ)
(塾には結局入ってこなかった)
(ある大手集団授業の塾に入塾した)
(友達が多く通っていることが決め手)
それはともかく、
1.将来に対して明確な夢を持っている。
2.小学生の時点で成績が抜群に良い。
これは、子育てが順調に進んでいる母親の
典型的な「良い例」だと当然思われた。
当時の私もそう思っていた。
「理想的だな~」と。
そして時は流れた。
GKくんは高校3年生になってから、
私の目の前に現れた。
(入塾することになるのだが…)
状況は(私が思っていた)数年前、
そのときと比べると、
だいぶん変わっていたのだった。
(続く)