つわものどもが夢の跡
国公立大学入試は、
2月25,26日の両日に実施される。
高校3年生も予備校生も、
この日のために頑張ってきた。
毎週日曜日は休塾日。
大学入学共通テストが、
1月14,15日に行われて、
それ以降の日曜日は全部指導日にあててきた。
この時期の指導の最難関は、
英語であれば英作文の指導。
数学であれば答案作成時の論述指導。
国語であれば読解後の論述指導。
小論文指導は基礎からの指導。
などなどだ。
特に英作文は1つの問題に対して、
必ず1~5個程度のミスをどの生徒もする。
●●高校や▲▲高校の1番の生徒でも、
宮崎県内トップの高校の生徒でも、
次から次へと添削して、
1つひとつ詳細に解説をする。
次にその内容について、
私と生徒の2人で吟味(ぎんみ)する。
(完全に生徒に理解させるために)
次にその問題について、
立場を変えて今度は生徒が私に説明をする。
ここで詳細かつ具体的に説明できないと、
私からの「許可」が下りない。
ここでもしも立派に説明できると…、
「どうやら、英語で君に教えることはもうないようだ…」
「先生…、ありがとうございます!」
「受験英語という広~い範囲の中で…」
「は…はい?」
「『この問題に限って』という狭~い範囲においては!」
「あ~、はい(笑)、ありがとうございますっ!」
こんな感じで個別指導をしていくのだが…、
だいたい1人当たり1ヵ月で、
100題程度の英作文を作らせて添削する。
1日に5個程度の受験用の英文の暗記の確認もする。
英作文の学習だけでもハードワークなので、
生徒も最近はだいぶんと疲れも見えていた。
私もだけど。
1人ひとりに詳細に聞いているので、
私の中でも結論は出ているのだが、
どこの高校でも英作文指導は十分とは言えない。
現在各高校で特別編成授業が毎日行われているのだが、
各教科の指導内容を各高校の生徒に
聞き取りしているので、
各高校の(本当の)実力が私にはわかっている。
どこがどのレベルで授業しているとは、
今後も公表するつもりはないが、
北斗塾よりも各生徒の志望大学に向けて、
具体的に段階的に指導出来ているところは、
今のところ1つもないと私は思っている。
(あくまでも「主観」です)
(続く)