個別相談会(宮崎大学医学部受験)
北斗塾に月水木金と通うことになったNくん。
元々優秀な頭脳をもっているので学習がドンドン進む。
共通テスト対策も何とか間に合って医学部合格に十分な点数。
自治医科大学の対策もドンドン進み、
あっという間に勝負できる状態に!
「これは…すごいな…」
なぜ予備校は成績優秀者を大幅割引で入れようとするのか。
なぜ学習塾は成績優秀者には割引価格で塾に勧誘するのか。
Nくんのような生徒がほしいからだろう。
Nくんみたいな優秀な生徒にはある共通点がある。
それは結果に対する「イメージ力」の強さだ。
勝つことを前提に試験に臨むことのできる精神の安定さ。
これは小学生から学習をしっかりとやってきた生徒で、
勝ちまくってきた生徒だけが持っている特質だ。
自治医科大学の合格発表があり、
塾にすぐに電話で連絡してくれたNくん。
どうやら3番ではなく1番で合格している模様だ。
「塾長にはナイショにしておいてください」
「わかった(笑)」
電話を直接受け取った先生とNくんとの間で密約が。
私(塾長)に直接合格を伝えるときの瞬間のために。
実際は電話を受け取った●●先生は、
電話応対記録をきちんと残すので、
それを見た別の先生が私にその合格速報を、
とっくに告げていたけど。
その電話応対した先生とミーティングをしていたときに、
Nくんがちょうど塾にやってきた。
「先生(塾長)、合格しました!」
はにかんだ笑顔で私に報告。
「おお、本当に良かったね、おめでとう!」
Nくんとの握手。至福の瞬間。
「はい、本当にうれしかったです!!」
その場にいた●●先生にNくんが確認する。
「先生、塾長には伝えてなかったですよね?」
「もちろん、伝えてないよ~(笑)」
「お、どういうこと?」(私)
「いやぁ、驚かそうと思って…ははは」
いたずらっぽい感じで笑うNくんと●●先生。
「Nくんは本当に純粋でいい生徒だなぁ」
私も本当にうれしかった。
ありがとうNくん。
(続く)