9.fine lab. Methodによる感情マネジメント
11.fine lab. Methodによるリーダーシップの再定義
〜「指示型」から「問いかけ型」へ〜
はじめに
かつてリーダーシップといえば、「強く引っ張る存在」「先頭に立って指示を出す人」として語られることが多くありました。
しかし、VUCA時代(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の現代では、ひとりのリーダーがすべてを決め、メンバーを従わせるスタイルでは限界が見えてきています。
これからの時代に求められるのは「問いかけを通じて可能性を引き出すリーダー」です。
fine lab. Methodは、脳の仕組みに基づいた新しいリーダー像を提示し、チームを自走型に導きます。
リーダーシップの古いパラダイム
従来型のリーダーシップは「命令・管理」を前提としていました。
このスタイルは短期的な成果にはつながりますが、部下の扁桃体を刺激し、不安や萎縮を生みやすくなります。その結果、創造性や主体性は抑え込まれ、長期的な成長が妨げられるのです。
脳科学から見る新しいリーダー像
人が主体的に動くとき、重要なのは前頭前野の活性化です。
「やらされている」と感じると前頭前野は働かず、逆に「自分で考えた」と感じると強く活性化します。
つまり、リーダーが問いかけや対話を通じてメンバーの思考を引き出すことで、脳は「自分の選択」と認識し、行動意欲が高まるのです。
fine lab. Methodのアプローチ
fine lab. Methodが提案する新しいリーダーシップは次の3つです。
問いかけ型リーダーシップ
「どう思う?」「君ならどうする?」と問いを投げかけることで、メンバーの前頭前野を刺激し、主体的な行動を引き出します。
共感による信頼構築
ミラーニューロンやオキシトシンの働きを活かし、共感的に関わることで心理的安全性を高めます。信頼が深まるほど、挑戦は加速します。
失敗を受け入れる文化づくり
失敗を罰するのではなく「学び」として共有することで、扁桃体の過剰反応を抑え、挑戦する空気を守ります。
リーダーシップの再定義がもたらすもの
このスタイルにシフトすると、リーダーがすべてを背負う必要はなくなります。
メンバー一人ひとりが「自分ごと」として動くようになり、チームは自走型の集団に変わります。
スポーツでも企業でも、この「問いかけ型リーダーシップ」が、持続的な成果と挑戦文化を支えるのです。
おわりに
リーダーは「答えを出す人」ではなく「問いをつくる人」へ。
fine lab. Methodは、このシフトを脳科学に基づいて支援します。
あなたのリーダー像は、まだ「指示型」に留まっていますか?
それとも「問いかけ」を通じて、メンバーの力を引き出していますか?
未来をつくるリーダーは、一人で走る存在ではなく、チーム全体を走らせる存在です。
次回のテーマは
「12.fine lab. Methodが築く持続可能な成果文化」です。
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