4.fine lab. Methodで鍛えるレジリエンス
9.fine lab. Methodによる感情マネジメント
〜感情を力に変える脳のトレーニング〜
はじめに
「ついカッとなって後悔した」
「不安にとらわれて動けなかった」
感情に支配されてしまう経験は、誰にでもあります。
けれども感情はなくすべきものではなく、適切にマネジメントすることで大きな力になるのです。
fine lab. Methodは、脳の仕組みに基づいた感情マネジメントを通じて、個人の冷静さとチームの安定を育みます。
感情と脳の関係
感情の中心にあるのは扁桃体です。危険や不快を察知すると瞬時に反応し、恐怖や怒りなどの情動を引き起こします。
一方で、前頭前野は「本当にそれが必要な反応か」を判断し、冷静さを取り戻す役割を果たします。
つまり、感情の暴走を防ぐには「扁桃体と前頭前野のバランス」が鍵となるのです。
fine lab. Methodのアプローチ
fine lab. Methodでは、感情をマネジメントするために次の3つを実践します。
感情を言語化する
「今、不安を感じている」「怒っている」と表現するだけで、前頭前野が働き、扁桃体の過剰反応が抑えられます。
呼吸とリズムを整える
深呼吸やリズム運動は自律神経を整え、感情の波を穏やかにします。スポーツでもビジネスでも即効性が高い方法です。
視点を切り替える
状況を「他者の目」で捉えると、冷静な判断が可能になります。これは帯状回の働きを活性化し、共感力と落ち着きを生み出します。
感情マネジメントがもたらすもの
感情を押し殺すのではなく「整える」ことで、冷静さとエネルギーが共存します。
スポーツではプレッシャー下でも実力を発揮でき、ビジネスでは人間関係の衝突を成長の糧に変えることができます。
さらに、感情が安定したチームは心理的安全性が高まり、挑戦や協力が自然と生まれるのです。
おわりに
感情は人間のパフォーマンスを左右する大きな要素です。
fine lab. Methodは、脳の仕組みを理解し、感情を制御するのではなく「力に変える」道を示します。
あなたやあなたのチームは、感情に振り回されていますか?
それとも、感情をうまく使いこなし、成果を高めていますか?
その違いが、未来を切り拓く大きな分かれ道となるのです。
次回のテーマは
「10.fine lab. Methodで強化するチーム共感力」です。
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