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8.fine lab. Methodで支えるモチベーション維持

森億

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テーマ:fine lab. Method 12

8.fine lab. Methodで支えるモチベーション維持
〜やる気を一過性で終わらせない脳の設計〜

はじめに
「やる気はあるのに続かない」
「三日坊主で終わってしまう」
私たちは行動を起こすきっかけは作れても、そのモチベーションを長く維持するのが難しいと感じます。
しかし、モチベーションの維持は気持ちの強さではなく、脳の仕組みに左右されているのです。
fine lab. Methodは、報酬系の働きを活かし、やる気を一過性で終わらせず、持続可能な形に変えていくアプローチを提供します。

モチベーションと脳の報酬系
モチベーションを生み出す中心にあるのは ドーパミン です。
新しい挑戦や成功体験があると、ドーパミンが分泌され、脳は「もっとやりたい」と感じます。
しかし、無理に大きな目標を掲げたり、承認が得られなかったりすると、報酬系は働かず、やる気は急速に失われてしまいます。つまり「続かない」のは性格ではなく、脳が設計通りに反応しているだけなのです。

fine lab. Methodのアプローチ
fine lab. Methodでは、モチベーションを維持するために次の3つを重視します。
小さな成功の積み重ね
 目標を細分化し、短期間で「達成感」を感じられるように設計します。これによりドーパミンが継続的に分泌されます。


承認とフィードバックの仕組み化
 仲間や上司からの承認は、自己効力感を高め、モチベーションをさらに強化します。組織内に「認め合う文化」を築くことが大切です。


意味づけの再確認
 「なぜやるのか」という目的を言語化することで、行動が単なる作業から「意義ある挑戦」へと変わり、前頭前野が持続的に行動を支援します。



モチベーション維持がもたらすもの
モチベーションが持続することで、挑戦は一時的な熱意ではなく習慣に変わります。
スポーツでは日々の練習を継続でき、ビジネスではプロジェクトを最後までやり抜く力となります。
そして、仲間と互いに励まし合う環境が整うと、チーム全体のエネルギーが高まり、成果が自然と積み重なっていくのです。

おわりに
モチベーションは「湧くかどうか」ではなく「どう維持するか」で差がつきます。
fine lab. Methodは、脳の報酬系を理解し、挑戦と承認を仕組みに組み込むことで、やる気を持続可能なものへと変えていきます。
あなたやあなたのチームは、やる気を一時的な炎で終わらせていますか?
それとも小さな成功を積み重ね、持続する火種へと育てていますか?
未来を変えるのは、続ける力、その設計を、脳から始めてみましょう。

次回のテーマは
「9.fine lab. Methodによる感情マネジメント」です。

fine lab.WEBブログを参照されたい方は下記より入室してください。
https://fine-lab.jp/blog/

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森億
専門家

森億(プロコーチ)

fine lab.(ファイン ラボ)

35年の中高大の教員経験と、バスケットボール競技での豊富な実績をもとに、パフォーマンス向上を導く「fine理論」を構築。セルフトレーニングとチームビルディングの両輪で企業セミナーや人材育成を行います。

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