10.fine lab. Methodで強化するチーム共感力
第4章 マインドを鍛える習慣を身につける
第9回「1日3分!マインドが整う」『脳のゴールデンルーティン』
毎日の小さな積み重ねが、マインドと脳を変えます。
特に効果が高いのが「3つの感謝」を書き出す習慣。
感謝の気持ちを持つことで、セロトニンが分泌され、心の安定と安心感が生まれます。
また、ポジティブな出来事に意識を向けることで、脳は「幸せ」や「満足感」を見つけやすくなります。
これを毎日3分でOK!
寝る前の習慣にすれば、脳がポジティブな情報処理を続け、マインドが自然と整い、翌日のパフォーマンスにも良い影響が出ます。
<事例>
Iさんはバドミントン選手。
毎日の練習後、3つの感謝を書き出す習慣を始めました。
「指導してくれたコーチ」「体が動いたこと」「新しい技を試せたこと」など、些細なことでも「ありがとう」を意識するようになりました。
すると、セロトニンの分泌が促され、イライラや焦りが減り、気持ちが安定しています。
練習の質が上がり、コンディションも安定しました。
このたった3分の習慣が、心と体の安定をもたらし、試合での安定感も劇的に向上しました。
<コーチのすべきこと>
•練習や試合の後、「今日の感謝」を全員で共有する時間を設ける。
•感謝できる行動をチーム内で称え合う文化を作る。
•「ありがとう」を日常でたくさん使うことで、セロトニン分泌を促す環境を作る。
<選手のすべきこと>
•毎日、感謝できることを3つノートに書き出す。
•練習・試合で関わった人(チームメイト・コーチ・スタッフ)に積極的に「ありがとう」を伝える。
•寝る前に「今日の良かったこと」を思い出す習慣を作る。



