かつらの応急修理例1(修理前)
いつもこのコラムを見て頂きありがとうございます。
今回は前回の続編で、フケかゆみの第2弾です。
原因によって対策も違いますから、その辺の見極めが大切です。
間違ったお手入れをすると効果がなく、抜け毛が増える恐れもありますから注意が必要です。
もちろん長期にわたって続くとか、状態がひどい場合は皮膚科など専門家に相談することをお勧めします。
自分で判りやすいものとしては、頭皮が脂症か乾性か、あるいは中くらいか・・・ということ。
男性は脂症の方が多いのですが、そうでない場合もあります。
私共では頭皮の油分をその場で計測できる「油分計」があり判断の目安になります。
約30秒頭皮に押し当てるだけで「乾燥肌」「やや油性」「油性」「かなり油性」・・・と数値で出ますので、興味のある方、抜け毛が気になる方は是非どうぞ!
今回はこんな事例があったというお話(男性)
「間違いなく脂症なのに、乾燥性のフケがパラパラと出る、かゆみもある」
よく、脂症の方は頭皮も脂っこいのでねっとりとした感じのフケとなる・・・・と云われております。
(文献なども乾燥肌か脂症か、どちらかによって違う対策が書いたあったりします)
しかし、この場合脂症なのにパラパラと落ちてくるような乾燥性のフケが出るというのです。
そんな状態の方、いませんか?
その方は通常の状態ではマイクロスコープでみた画像でも、油分計で計測しても頭皮は脂症の状態。
実際に普段通り普通に洗髪・乾燥し、その直後マイクロスコープで頭皮を観察するとすでに頭皮の表面にはフケのような白い小片がたくさん認められます。
その方の場合、原因は洗髪後のドライヤーの使用で急に乾燥させたため、一時的に乾燥性のフケが発生してしまったようです。
その後数時間もすれば、頭皮は皮脂で覆われ、今度はまさしく脂症の状態になってしまうので、自分は脂症の方用の対策をずっと取って来たという事でした。
シャンプー剤も頭皮の脂を取る事に重点を置いた商品で、ゴシゴシ強く洗っていた事も関係ありそうです。
また、フケの原因としてカビの一種である「フケ原因菌」が過剰に増えてしまっていると言われており、この場合もその辺もあるかと思われます。
このような場合の対策は、乾燥肌か脂症かでの分け方と違ってきますよね。
今回はこういう事例があったというお話でした。
それでは、また次回。
ご意見、ご希望等ございましたら教えて頂ければ幸いです。
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