マイベストプロ宮城
菊地茂

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

シャローム行政書士事務所

お電話での
お問い合わせ
022-293-3056

コラム

仙台の行政書士より181202心のメッセージ

2018年12月2日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。

 〈ふたりの主人〉

 だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
 「マタイによる福音書」6章24節

 キリスト教は、一般に富とされるものに対する警戒感が強い。富は、権力に代替可能で、人間は権力を持つと神に反抗しようとする傾向があるからだ。富は、カネ、商品など目に見えるものと、名誉、権威など目に見えないものがある。どのような小さな人間でも、富は持っている。従って、富とどのように付き合うかは、人間にとって死活的に重要なのである。
 前項でもふれたように、大多数の人々は、富を地上に蓄える。財産を殖やし、名声を地上で得ようとする。イエスは、このような態度を取る背景に、人間が自力で救済されると考える「事故義認」の罠が潜んでいると考える。原罪を負った人間が、自力で救済されることは、絶対にない。富を地上に蓄えるという発想には、人間が救済からこぼれてしまう大きなリスクがある。この危険から逃れるために、キリスト教徒は意図的に富を天に蓄えることが要請される。平たい言葉を用いるならば、陰徳を積むということだ。神がこのような陰徳を見過ごすことは、絶対にない。

この記事を書いたプロ

菊地茂

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂(シャローム行政書士事務所)

Share

菊地茂プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ宮城
  3. 宮城の法律関連
  4. 宮城の書類作成
  5. 菊地茂
  6. コラム一覧
  7. 仙台の行政書士より181202心のメッセージ

© My Best Pro