コラム
仙台の行政書士より181013心のメッセージ
2018年10月13日
本日は午前中、障がい者福祉研修会に出席いたします。
今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
〈演奏の醍醐味〉
最近、歌手の玉真義雄さんとのご縁があり、一年ほど伴奏でご一緒させていただいております。様々な会場で同じ曲を弾く機会があるのですが、毎回同じように曲を練習して、リハーサルを重ねます。しかし、実は本番になると、一度たりとも全く同じ演奏になることはありません。会場の音響、空気感、ピアノの癖。その都度出したい音は全然変わってくる。これが演奏の醍醐味だなと感じています。
人との関わりも同じかもしれません。「TCSで傾聴を学んだよな、いつ何度も傾聴だ」と意識し、誰彼の言葉を傾聴していると、時折「なんでずっと黙っているんですか!?さっきから意見を求めているのに。答えをずっと待っているんですよ!」と怒られたなどという経験をしている方もいるかもしれません。ある意味、そのように言われる程に傾聴に徹していると言えますね。しかし、相手によってコミュニケーションのニードは変わって当然です。傾聴してほしい人もいれば、明確化(クライエントや話し相手のポイントとなるところを明確に指し示して差し上げること)を求めている人もいます。
コミュニケーションやカウンセリングは、いつもその瞬間に生み出される作品のようなものです。TCSで基礎をしっかりと固めながら、応用として「活き作り」にも挑戦していきたいものですね。
カテゴリから記事を探す
菊地茂プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。