コラム
仙台の行政書士より180923心のメッセージ
2018年9月23日
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、佐藤優著 人生の役に立つ聖書の名言(講談社)から一節を紹介いたします。
〈試練を喜ぶ〉
わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試練に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい。
「ヤコブの手紙」1章2-4節
ヤコブの手紙の著者が誰かは、よくわかっていない。著者がパウロでないことは確かであるが、パウロの信仰理解には共感を示している。この手紙では、キリスト教徒は、非キリスト教徒によって構成される世俗の社会の影響を極力受けるべきではないという内容が強調されている。試練とは、誘惑と言い換えてもいいが、試練を克服することによって人間は自由を獲得する。だから、試練を喜びと思えと説いている。
実は、キリスト教の強さは、このような価値観の転換にある。いつの日か、キリスト教徒は、再臨したキリストの審判によって救われるという確信を持っている。救われるという未来の現実から、現在を見ることによって、試練や苦難に、積極的な意味を付与することができる。
非キリスト教徒の日本人でも、「自分の目的がかなった状態」から現在の自分を見るということを試みると、直面している苦難や試練のつらさも軽減するはずだ。
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