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新聞を読み解く【Part35】「マンション、増える定期借家」

村上則夫

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テーマ:不動産

本日も新聞を読み解く、7月9日に日経新聞に掲載された記事を皆様と一緒に読み解いていきたいと思っております。
「マンション、増える定期借家。23区タワマン、市場で存在感」でございます。マンションは通常分譲でマンションの一室を買うものと、賃貸でそのマンションを借りる契約でマンションに住むことがありますが、その借りる契約を「定期借家」という借り方があります。通常借家や、アパートでもできるわけですが期間を決めて、例えば5年、10年、15年、20年で、期間を決めて貸す契約が「定期借家」です。その定期借家で期間を決める、例えば10年に決めれば、それ以降はまた別の方に貸すことができることになります。これが普通借家ですと、自動更新で、解約をするタイミングがなかなかつかめないところがあります。定期借家で期限を切ってしまうと、今度はそこから家賃が下がらないところで再契約ができる。この定期借家で貸すマンションも、分譲で最初に投資家さんや、不動産業者が、最初に買ってそれを今度投資に回す、その投資に回す時に定期借家契約を結びます。ある意味、外国人の方や、お仕事で転勤がある方で、4年間だけの定期借家になると、サイクルが短いので、家賃が下がらない中で、また次の方に貸せるところで、定期借家の契約がかなり進んでいる。
この賃貸マンションの平均募集家賃で、表の方にもなっておりますが、やはり定期借家、お尻が決まっているので普通借家よりは若干割高にはなっておりますが、それでもこの定期借家のマンションが都市部の本当にいいところに、新築で建っています。若い方達からすれば、そういったタワーマンションを定期借家で借りることで、ある一定の時期住まいをする。例えば新婚のカップルとかは本当に30階以上のタワーマンションの角部屋なんかに住めば、素晴らしい夜景が毎日見られる、私もそんなところに住んでみたかったなと思うわけですが、しかし私が住む大河原町も、春には一目千本桜で素晴らしい景観がございます。どうぞ宮城県大河原町に来た際には、是非その一目千本桜を見にお越しいただければと思います。
村建地所の賃貸物件の中にも、定期借家でお貸ししている物件がございます。定期借家契約ですと、期間満了の最低半年前には「その契約をやめますか?契約を再契約しますか?」という手続きを当然していく状況になっておりますが、期間が決まった定期借家は利用方法によっては、とても便利な契約だと思いますので、ぜひそういったことで借家契約に関する皆さんの疑問等も、村建地所にお問い合わせをいただければ、今後、村建地所でもコロナ対策で、オンライン、リモートで皆さんのそういった疑問にZoomで対応できるように、今システムを組んでいるところでございますので、ぜひ皆さんのお仕事の後の時間等をぜひ利用していただいて、ご活用いただければと思っております。

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村上則夫
専門家

村上則夫(住宅・建物/不動産・土地)

有限会社 村建地所

終活カウンセラー上級インストラクター、家族信託コーディネーター、空き家管理士などの資格をもとに、分かりやすい情報発信につとめ、皆様の大切な財産を生かす終活を提案します。

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