不動産相談④「遠方にある実家を相続したけど、どうしたらいい?」
本日は本題に入る前に、6月6日の河北新報に掲載された記事を、皆様にご紹介したいと思うのですが、こちらの記事ですね、「味のかけ橋に。仙台のカフェ、宮城の食品を宅配」ということで、私もこの記事を確認出来ておりませんで、うちの奥さんに「この記事載っていたけど見た?」って言われまして、改めて確認したのですが、これは綴カフェというところで、これを運営している会社がミライトスというところで、弊社のホームページ、このYouTubeのサムネイルを作ってもらっている会社です。その会社の鈴木さんが社長さんですが、その社長さんが宮城県内の加工食品や調味料などをセットにして、コロナウイルスで打撃を受けられた飲食店の方に、それを販売する販路を作るということで、詰め合わせにしたものを、皆様に宅配で送るということで、味のかけ橋をした。本当に素晴らしいことをなさっているなと思いました。鈴木社長、どうぞこれからも一緒にがんばってまいりましょう。ということでまずはミライトスさんのご紹介でございます。
それでは続きまして、新聞を読み解く、今日の本題でございますが、今日は6月7日の日経新聞に掲載されました記事を、皆様と一緒に読み解いていきたいと思います。
「オフィス不要か必要か。コロナ後、米ITで割れる判断。twitter、無期限で在宅認める。Apple、来月勤務再開へ準備」、これはアメリカのシリコンバレー、ITの先端の会社がいっぱいあるところですが、そこでコロナ後、本当にテレワークのままで、在宅勤務でいいのか、それとも在宅勤務ではなく、オフィスに皆さん出社していただいて、みんなで仕事を進めていったらいいのかということで、その考え方が分かれているということでございます。
アメリカでこういったことになってくると、当然日本でも多かれ少なかれ起こってくるというふうに思われます。本当にテレワークでいいのか、やはり会社に出社して、仕事をしてもらった方がいいのか。私が思うには、100%コロナ前の状況に戻るとは考えておりません。やはり1割、2割はオフィスを縮小したり、廃止したりということが、間違いなく行われてくるのではないかなと。会社も固定費をなるべく少なくできるのであれば、そういった状況にするわけですね。すると東京の丸の内のオフィス街はこれからどうなっていくのかなと、とても危惧しているところでございます。
まして弊社がある大河原、そして宮城県を例に挙げると、この100万人都市の仙台の駅前にもオフィスビルいっぱいあるわけです。このオフィスビルが今後も継続して持続していける状況にあるのか、オフィスビルが虫食い状態になっていくのかとても懸念される。しかしこれは今までは会社に来て、勤務するということがやはりこのコロナによって、在宅、リモートの方がやっぱり時間も多く使える。通勤時間を削減できれば、それだけ実務の方に時間が使えるということで、効率的な仕事をするというところで、まさにITというか、5Gといわれる通信速度が速くなったことで、そういった業務ができるようになるということは、やっぱり必然なのかなと思っておりますので、経済に対応できていかないと、仕事ができていかないことになると思いますので、私も不動産会社を経営しているわけです。弊社はオフィス・事業系よりも、住居系の賃貸物件が多いので、あまり影響されないのですが、少なからず、間違いなく影響が出てくると思いますので、事業系のビルで、そういったものをどのようにこれから展開していけばいいのか、継続していけばいいのかということを、オーナー様とともに考えていければと思います。今後ともそういった賃貸物件のことで、お悩みがあるオーナーさんは、是非村建地所にお問い合わせをいただければと思っております。