顔がゆがむ原因”交叉咬合”の治療時期
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こんにちは
仙台市若林区堀歯科医院の堀克昌です。
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前歯部が先天欠損の方が来院されました。
この方は生まれながらにして前歯部分の永久歯が欠損したため、前医のすすめで小学生から入れ歯を使用していたとのことでした。
永久歯が欠損しているから入れ歯を入れようというのは、正直なところ安直すぎると私は思いました。
入れ歯の装着によって、正常な成長発育が妨げられるということと、長期に亘る入れ歯の使用により、バネがかかる歯牙が虫歯になっていたからです。
思春期では入れ歯を入れているという事実を周囲の人間に知られたくないという思いが強いことも多いので、外して口腔内を清掃しなくてはならないタイミングでもそのままの状態で過ごしたという経緯が災いしたと私は考えております。
この方の処置方法としては、永久歯が欠損している両隣の歯牙が歯牙叢生が認められたので、まずはそれらを歯列矯正で整えることが第一であると考えました。
次に考えなくてはならないのは、2本の歯牙欠損があるところに、周囲の歯牙の叢生を除去しても若干の空隙が認められるということでした。
ただ今回のケースでは、前歯の歯牙幅径が小さめであることもあり、その部分については、歯牙同志が接触する部分にダイレクトボンディング法を用いて空隙を閉鎖するという方法を考えました。
生理的な範囲でダイレクトボンディング法を用いることで、自然な感じを残したままで、空隙を閉鎖することができるからです。もう少し空隙の量が大きければ、インプラントの単独埴立も視野に入ったかもしれません。
しかしながら今回は幸いにも歯列矯正とダイレクトボンディング法で対処可能ということになりました。
この方はより早期に歯列矯正を行うことで、入れ歯を装着しているコンプレックスを払拭することが出来、今後虫歯の治療を行わなくてはならない歯牙に対しても、虫歯の治療自体必要がない状態にすることが可能だったかもしれません。
この方はまだ30代。
これから考えられるベストの方法で、この方の口腔内の状態を可能な限り改善していきたいと切に思う私ででした。
堀歯科医院には、宮城・仙台からインプラントや矯正治療を希望される患者さまが多数来院されています。
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