喫煙率が下がっているのに、肺がんは3倍に増大?!

堀克昌

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ウソだらけの健康常識「不良」長寿のすすめ(奥村康)という本を読みました。その1

・青年期から中年期にかけてがんを発症した人は、幼いころに親に甘えることができなかった体験をもっているという特徴があった。

そのために、自分の感情を抑圧するようになったと考えられます。

・NK細胞の活性は年齢の影響を大きく受ける。

・NK細胞は精神状態、つまりストレスの影響が大きいこと、そして日内変動が大きいのが特徴です。

・笑うことによって関節リウマチが良くなったという報告がある。

タバコを深く吸うときもNK活性が上がる。

喫煙者が案外ウイルス性の風邪に強いのも、花粉症患者が少ないのも、頭の中が真っ白で、NK活性が上がる効果に繋がっているからと考えられる。

・がんによる死亡は、コレステロール値が160㎎未満で最も多く、240㎎以上で最も少なかった。

コレステロール値が高い方が、NK活性が高い。

・心臓さえ悪くなければ、総コレステロール値は300㎎/dlまで心配ない。

・最低血圧は、血管の柔らかさを大きく反映する。

下が100-110以上ある場合は気を付けた方が良い。

・喫煙率がどんどん下がっているのに、肺がんはこの35年で約3倍に増えている。

こうしたデータを見ると、果たしてタバコと肺がんに因果関係はあるのか疑問です。

肺がんの原因としては、タバコよりもむしろ排気ガスの方が影響が大きいという声もある。

・タバコを吸っている方が口内炎も起きにくいし、風邪もひきにくい。

というのは、タバコを吸っているときは軽い炎症が起きているからです。

それが適度な刺激となって、免疫力を挙げているのです。




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