根の治療をした歯は、なぜ被せ物が必要なのか?
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根分岐部病変に影響を及ぼす特徴としては、歯根の数、歯根の開大度、ルートトランクの長さ、エナメル滴、根間稜の有無、歯根面の陥凹などがあげられる。
このような特徴を有するため、歯周炎の進行に伴う骨吸収が根分岐部まで及んだ場合には、清掃性の非常に困難な部位となる。
これらの解剖学的特徴のなかで意外と高頻度にみられるものにエナメル突起があり、デンタルX線写真で認められることもある。
これまでこの部位は歯肉と結合組織性の付着を認めず、ヘミデスモゾーム結合による上皮性付着となっているため、プラークに対して他部位と比較して脆弱な構造をしているといわれていた。
したがって、アタッチメントロスにより深い歯周ポケットを生じやすい。
この点については最近、新たな見解が報告されている。
エナメル突起は、下顎第一大臼歯では、頬側面(68.5%)舌側面(33.3%)というデータもあり、日常臨床において歯肉の退縮が起こっている場合、それは容易に観察されるが、退縮を認めない場合には見落としている場合が多い。
また臼歯部においては、やはり咬合関係についても注意深く診査していく必要がある。
多根歯の歯間中隔部は咬合力が集中し、その部位に圧迫力と牽引力の両方の力が常に加わる。
そのため、アタッチメントロスがあると外傷性の咬合力が加わることで、歯周組織の破壊は進行する。
おおむね、臼歯部に垂直性の骨欠損および根分岐部病変を認める場合においては、前歯部交叉咬合や反対咬合のような犬歯誘導が正常機能していないケースを多く見る。
これらのケースのように正常なアンテリアガイダンスが働いていない場合には、臼歯部にジグリングフォースが加わり、咬合干渉が生じやすいと考えられる。
そのため、根分岐病変の診査においては、アンテリアガイダンスを診査することは重要である。
特にアングルⅢ級の咬合状態を呈しているケースで、それが認められる頻度が多いように思われる。
一方で、歯髄疾患に由来する病変の場合は、プロービングによって根分岐病付近に至るような歯周ポケットの形成は認められないことが多い。
多根歯の髄床部には髄管(副根管、側枝)が存在している場合もあり、髄腔内の汚染物質による炎症がそれを通じて歯槽中隔部に波及した結果起こっている病変であるため、これらのケースでは歯内療法のみで根分岐病変は治癒する。
(歯界展望2012年9月号 より)
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