顔がゆがむ原因”交叉咬合”の治療時期
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こんにちは
仙台市若林区堀歯科医院の堀克昌です。
堀歯科医院へのご予約は、022-285-0771に今すぐお電話を!
河北新報に小児歯科学会の調査結果が掲載されました。
10人にひとりの割合で、永久歯が元々無い子どもがいることがわかったそうです。
永久歯が無い部位の乳歯は、生え変わり時期に自然と抜ける場合と、永久歯に押されないので抜けずに残っている場合があります。
いずれの場合においても問題なのは、その後歯列不正に発展していくということです。
これはどのような理由からなのでしょう。
まず、乳歯は歯の大きさも根の長さも永久歯とは異なるため、永久歯の代わりに長く使うことは困難です。
また、1歯の欠損では左右差が出るため、前歯が横にずれて顔の真ん中と歯の真ん中が合わなかったり、咬もうとして顎がずれる原因となることも少なくありません。
左右対称に2歯の歯の欠損があると、上下の正中は合うことがあっても、咬み合わせの中心ともいわれる第一大臼歯がしっかりと咬むということはありません。
そのため、前後的・左右的なな咬み合わせがずれる結果となるのです。
これらの歯列不正は、歯の数がそろっていても起きることはあるのですが、永久歯が生まれながらに欠如しているケースでは、歯列不正の発生頻度が激増します。
それでは、具体的に永久歯の先天欠如があるケースでは、私たちはどのような対処をしているのでしょうか。
これはケースにもよるのですが、歯が足りない場合は、スペースをつめるのか、維持してインプラントをするのか、欠損の部位や本数によって矯正治療やインプラント治療またはその両方が必要になるのか、各人のお口の状態に合わせた総合的な判断に基づいた治療が必要となります。
堀歯科医院にも、1 歯から6歯の先天欠如のある患者さんたちが通われています。
実は、副院長も下顎の小臼歯が1本先欠で、中学生のときに治療した経験があります。
『今のところ咬めなくもないし、先欠部の乳歯が抜けたら考えよう。』とお考え方は、複数存在する治療法について、治療機会の損失につながる可能性が高くなります。
例えば、永久歯に比べて丈の低い乳歯ですから、咬み合う反対の永久歯が生えるときに伸びすぎて、
乳歯が抜けてインプラントをしようにも上下的に十分な空間が無い場合も有り得ます。
一次検査は一般の歯科医院で備えているパノラマ(パントモ)レントゲンでできるので、6~7歳ぐらいでまだレントゲン検査を受けていない方、なかなか抜けない乳歯がある方は検査されることをお勧めします。
歯列矯正後に先欠歯を補うためインプラント治療が必要となる場合には、インプラント治療を行なう成人になるまで、歯科医院と長いお付き合いが必要となります。
堀歯科医院には、宮城・仙台からインプラントや矯正治療を希望される患者さまが多数来院されています。
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