池田太一プロのご紹介
都市開発から個人の資産問題まで頼りになる不動産鑑定士(2/3)
不透明な不動産業界に光を当て、より開かれた市場に
これまで手がけた中で印象的だった不動産鑑定・不動産カウンセリングの仕事についてたずねてみると、こんな答えが返ってきました。
「そういえば、海の上に値段を付けてくれって言われたことがありましたね」
現在は、日本の新エネルギーとして洋上風力発電が注目され、海の土地活用に関するニュースを見ることが増えてきましたが、それよりずっと前の話だと池田さんは振り返ります。土地の価値を判断し、適正な価格を鑑定するのはとても難しい。そんなことが伺えるようなエピソードです。
「2020年に東京オリンピック開催が決まりましたね。決定の発表後ずいぶん東京の土地の価格が変わりました。不動産の価値というのは揺らぎ、移ろうものなのです」
それゆえ、多くの人にとってはブラックボックスのように実体の分からないもの、と認識されている不動産市場。そこに光を当てるのが自分たちの仕事だと池田さんは語ります。
「不動産マーケットに透明性を持たせるため公平・公正なデータを提供し続ける。このことを大切に仕事しています。鑑定資格を持っていることと、その資格で生きていけるということはイコールではありません。誠実であり続け、日々出会う人に感謝を忘れないことで、今もこの職業を続けられているのかもしれません」
そんな自身の経験を、多くの後進に伝え続けることも忘れません。
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