自分の都合だけででお子さんを叱るより、事情を説明してみると子どもも理解します
今日の保育園の園長先生のお話は、優しいお母さんとクール先生のお話でした。
Uちゃんのお母さんは、いつも急いでいらっしゃる様子。
忘れ物が多くUちゃんママ、完璧主義の担任のクール先生はUちゃんママを許せないようです。
ある日、園長先生が掃除をしているとUちゃんが顔を出して、「えんちょーせんせい、頑張って!」と声をかけました。
園長先生は、「ありがとう。Uちゃん優しいね」と手を振ります。
その様子をクール先生は見ていました。
「Uちゃんの優しさは、ママがやさしいから」と園長先生。
クール先生は「そういえば、ママは否定文を使わないですよね」
園長先生は「そうだよね。それとUちゃんができるまで待ってるよね。それってすごいことだと思う」と返します。
続けて、「私たちが親御さんやお子さんから学ぶことはたくさんあるんだよね。それに気づいたクールビューティー先生もすごいよ」と話します。
ママが優しければ、子どもも優しさいっぱいになっていきます。子どもは親の背を見て育ちます。
そして、われわれ、子どもと関わる仕事をしていると、子どもやご家族から学ぶことがたくさんあります。
園長先生もクール先生も、いつも研鑽されています。私もそうありたいと思います。
これは、何も子どもに携わっているからということはありません。
学ぼうと言う姿勢があれば、ふとした気づきがあります。
アンテナを張っておくと、いろいろな情報が入ってきます。
子どもから学ぶ事なんてって言わず、少し意識すると、いろいろなものがわかってきますよ。