「学びとは」第5回 とろろ汁と古典
今回はちょっと、「学びの本題」から外れて、「学び」の例をお話ししましょう。
よく「ください」と「下さい」の表記がありますね。
この違いをご存じですか?
ちゃんと違いがあるのです。でも、誤用がたくさん見受けられます。
あるとき、私はこの違いが何か気になったので、調べてみました。
どちらでも良いじゃないというのは、日本語が乱れてしまいますね。
行為を依頼する場合はひらがな表記になります。「○○してください。」という用法です。
英語で考えると「Please」に該当する場合です。
一方、物をいただく場合は「下さい」と漢字表記になります。
こちらも英語で考えると「Give」に該当する場合です。
最近はインターネットでも直ぐに調べられるようになりましたが、疑問が湧いたとき、ちょっと調べてみるのは簡単な「学び」です。
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