不妊治療中の鍼灸は併用できる?|採卵・胚移植の約3か月前を目安に相談を
強み① 病院の通院予定に合わせて進める鍼灸サポート
妊娠を望んで医療機関に通いながら、鍼灸も取り入れてみたい。けれども、病院での治療と並行して受けてよいのか、どのタイミングで通えばよいのか分からず、一歩を踏み出せない方もいらっしゃると思います。
当院では、医療機関に通院されている方には、差し支えない範囲で今の状況を伺い、その予定に合わせて施術の内容と進め方を考えています。初めて来院された方の問診には約1時間をかけ、これまでの通院歴やどんなお悩みがあるのかをじっくりお聞きします。病院での検査結果や基礎体温表があればお持ちいただき、一緒に確認しながらお話を進めます。
問診では、月経周期や冷えといった体のお悩みに加えて、生活習慣や体調、鍼灸を受けるうえでのご希望も丁寧に聞き取ります。そのうえで全身の状態を確認し、月経周期や人工授精・体外受精などのスケジュール、ご本人の体調や予定に配慮しながら、どのように進めていくかを分かりやすくお伝えします。
私が大切にしているのは、体の一部分だけでなく、体のめぐりや全身の状態に目を向けることです。もともと「体の内側の状態にも目を向ける」という考え方に感銘を受けて、鍼灸の道に進みました。東洋医学の考え方と西洋医学の知識の両方を踏まえ、その方の体調や生活背景に合った体づくりを一緒に考えています。そして現在も学会にも参加し、学びを続けています。
当院は完全予約制で、火曜日から金曜日は夜20時30分まで、土曜日・日曜日も午前中から受け付けています。お仕事帰りや休日にも来院しやすい時間帯を設けていますので、お仕事や病院への通院と両立しながら続けていただけるよう、来院の予定も一緒に考えていきます。
病院でのスケジュールを崩さずに鍼灸を取り入れたいというのは、通院されている方にとって自然なご希望ですから、鍼灸院としてできることを、通院状況を伺いながら一緒に考えていきます。まずは今のご状況を、話せる範囲でお聞かせください。
強み② 不妊カウンセラーの知識を生かした鍼灸と相談支援
妊娠を希望される期間は、病院で受けた説明を自分なりに理解しようとしたり、インターネットで情報を調べたりと、気が休まらない日が続くこともあります。そんな中、分からないことを誰に聞けばよいのか、迷うことも多いのではないでしょうか。
私は2009年に専門学校で鍼灸を学び始め、2011年からは名古屋の明生鍼灸院で、妊娠を希望される方への施術の経験を積みました。そこで学んだことを三重県でも生かしたいと考え、2017年に四日市市で一穂はりきゅう院を開業しました。
私は、鍼灸師としての経験に加えて、日本不妊カウンセリング学会の不妊カウンセラーの認定を受けています。不妊カウンセラーは、妊娠・出産や不妊に関する情報を提供し、ご夫婦が自分たちに合った治療を選べるよう支える役割を担います。施術の際にも、病院で分からなかったことや日頃から不安に思っていることがあれば、どんなことでもお聞きください。初めての方が疑問や不安を伝えられるよう、分かりやすい説明を心掛けています。
施術では、直径0.10~0.18ミリの、髪の毛と同じくらい細い鍼を使うことがほとんどです。鍼はすべて使い捨てで、一度使ったものはすぐに廃棄しています。鍼が初めてという方にも安心して受けていただけるよう、施術の内容や進め方を一つずつお伝えしながら進めます。施術は、全身の状態を整える約40~50分のものと、ポイントを絞った約15~20分のものがあり、体の状態やご希望に合わせて選んでいただけます。病院への通院と並行して来院の回数を重ねたい方には、短い時間の施術をお勧めすることもあります。
また、家事やデスクワークで同じ姿勢が続くことによる筋肉のこわばりなど、妊娠に関すること以外の体のお悩みにも耳を傾けています。首や肩、腰の不調など、気になることがあれば遠慮なくお話しください。
情報があふれる中で、自分に合った選択をするのは簡単なことではありませんが、小さな疑問でも遠慮なく話していただき、ご自身の体と向き合うきっかけにしていただけたらうれしく思います。
強み③ 落ち着ける個室と料理教室での体づくりサポート
妊娠を望む期間には、体の変化だけでなく、先の見えない不安や気持ちの揺れを伴うこともあります。周りに相談しにくく、一人で抱え込んでしまう方もいるかもしれません。
一穂はりきゅう院は完全予約制で、施術は個室で行い、周りを気にせずに体のことや日々の暮らしについて話せる雰囲気づくりを心掛けています。また女性の方も安心して着替えていただけるよう個室の更衣室を用意していますので、肘と膝が出るような半袖Tシャツとハーフパンツなどをお持ちください。少しでも気持ちを落ち着けて過ごしていただけるよう、何ができるかを日々考えています。うれしい報告をいただいた時は、私も本当にうれしく思います。
体づくりには、日々の食生活も欠かせませんので、私は鍼灸だけでなく栄養学やメンタルケアなども学び、食事や生活習慣についても学びを深めています。その一つとして、管理栄養士さんとコラボして料理教室を開いているのですが、「仕事をしている人でも取り入れやすく、続けやすいメニューを」とお願いしてメニューを考えてもらい、調理の前には日々の食生活についてお話しします。食事に気を配ることは、家族全員が健やかに暮らすうえでも大切ですので、献立を考えるヒントにしていただけたらうれしいです。さらに今後は開催を増やすことも視野に入れて準備を進めています。
なお、院名の「一穂」には、実りや恵みを願う気持ちと、一つ一つのことを丁寧に積み重ねていきたいという思いを込めました。「一」は私の名前にも入っている漢字です。
妊娠を望む方の状況や思いは一人一人違います。だからこそ、訪れる方が抱える不安や希望に丁寧に耳を傾けたいと考えています。ご自分の体や気持ちと向き合い、その方らしい歩みを続けられるよう、鍼灸師として寄り添ってまいります。ご自身のペースで構いませんので、気になることがあればいつでもお声掛けください。


