目標を高く持って成績アップ。子どもの可能性を信じる（2/3）

「今は成績が悪くても、憧れの大学に合格したい」「成績を上げる方法が分からない」「クラブが忙しいので、効率よく勉強をしたい」学生におすすめ

学生・研究者時代に個人別指導の良さを実感。独自の勉強スタイルも培う

　山際さんはやまぎわ塾の2代目として高校ゼミを統括していますが、以前は京都大学で修士から博士課程へ進んだ元研究者。学生・研究者時代には、他の進学予備校や専門学校、看護学校、大学など、さまざまな学校で教鞭もとりました。

　講義は一斉授業がほとんどで、ポイントをしぼって効率よく教えていたそうですが、個人的に対応できないジレンマも感じていました。「その点、個人別指導はひとりひとりに合った教え方ができます。半年後の模試のために、今日何をしたらいいかを具体的に示せるのも個人別指導ならでは。生徒の気持ちも自分が伝えたいことも互いにストレートに響くので、教えがいもあり、改めて個人別指導のよさを実感しました」

　「まずは目標を設定し、方法論を考え、確認しながら結果を出す」という同高校ゼミの個人別指導スタイルは、山際さんが大学の研究者としてトレーニングしてきた考え方に沿ったものです。そして、研究で成果を出してきたように、大学合格や成績アップという成果を上げています。「『勉強についていけない』『成績を上げたいけれど、どうしていいか分からない』という学生にその方法を伝授したいですね。『クラブが忙しいので、効率よく勉強をしたい』という学生にもおすすめです。充実した高校生活がクラブだけではもったいないですよね。成績アップや志望大学合格の喜びも体験してもらいたい。勉強や進学は、ほかでもない、自分の将来のためにあるのです」

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