学力の差とは？～成績優秀な人はどうして優秀なのか（言語運用能力の面から）～

学力の差とは何なのでしょうか？　成績優秀な人はどうして優秀なのでしょうか？
私たち人間は言語によって知識を得、言語によって考え、言語によって表現します。
この「言語運用能力」の面から考えてみましょう。
特に大学入試においては「言語運用能力」が重要であると考えられます。

学力優秀な人の特徴を「言語運用能力」の観点から３点挙げてみました。

①文章からくみ取ることのできる意味、理解度が深い
→「言語を読む力」が身についている

②得た知識や理解の上に立って考えること（関連性の発見とカテゴライゼーション、新たな意味づけや展開、想像、または論理的な結論）ができる
→「言語によって考える力」が身についている

③考えたこと、理解したことを順序よく整理して正確に記述できる
→「言語によって表現する力」が身についている

では、どうすれば「言語運用能力」が身につくのでしょうか？
次の４つのことに取り組みましょう。①　キーワード集、辞書を読む
②　新書や新聞、解説記事、評論を読む
③　文章を写す、まとめる
④　漢字や言葉、用語、故事成語、ことわざを覚える
特に③の文章を写す、まとめるということをオススメします。