問題が解けるとはどういうことか?
第一志望大学に合格する人とは?
~2015年度大学入試結果総括~
① すべりどめの私立大学を公募推薦入試で受験する人が増えた。
私立大学の公募推薦入試は一般入試の前倒し実施という側面があり、年内に一つ合格しておきたいという人が増えた。
公募推薦入試は受験科目数が少ないなど、一般入試よりも受験生の負担は小さい場合が多いが、必ずしも受かりやすいという訳ではない。
また、すべりどめ大学とはいえ、一つ合格してしまうと、むしろ安心してしまい、本命の大学合格に向けた勉強に身が入らなくなる人もいるので、受験するかどうかはよく考えた方が良いだろう。
② センター試験で失敗して第一志望の国公立大学に合格できなかった人が多かった。
センター試験は一発勝負であり、これまでの模試や過去問で安定して得点できていた人でも、本番で思わぬ失敗をしてしまい、予想外の低い得点になってしまうことがある。
本番の雰囲気に知らず知らずのうちにのまれてしまって、本来の持てる力を発揮できないのである。
緊張感のある中でも普段通りの力が発揮できるように、心を落ちつかせる工夫をしよう。
③ こつこつと頑張り、最後まで諦めずに努力できた人は第一志望大学に合格できた。
模試の結果が悪くても、一つ一つ丁寧に取り組み、確実に自分のものにしていくことができた人は、必ず合格できた。じっくり取り組むことができず、理解の浅い人、できたつもりの人は最後に力の差が出て合格できなかった。
1日1日を大切に、諦めることなく粘り強く努力して、入試当日を迎えることができた人は、第一志望大学に合格できた。
④ 先生の言うことをよく聞き、柔軟に対応できた人は第一志望大学に合格できた。
入試勉強は本来主体的に取り組むべきものであるが、先生のアドバイスを素直に聞き入れ、自分の勉強のやり方や内容を随時修正できた人は、第一志望大学に合格できた。
自分のやり方にあまりに固執する人は概して学力の伸びが悪い。入試という制度が要求する学力にうまく対応していく柔軟さが求められる。
★第一志望大学に合格するための勉強法について、くわしくお聞きになりたい方は、やまぎわ高校ゼミ主幹 山際雅詩 がいつでも直接お話をさせていただきます!
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