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中隆志
弁護士
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中隆志(弁護士)
中隆志法律事務所
大阪で生まれ育った私はガラがいい方ではないのだが、弁護士である以上仕事中は言葉使いには気を遣っている。 相手がヤミ金でもそんなにぞんざいな言葉は使わないし、依頼者によって言葉遣いを極端に変えると...
これからの司法試験は原則としてロースクールを卒業していないと受験資格が与えられないので、ロースクールに通うのにお金がかかる。年間授業料が京大で80万円前後だったように聞いている。私立だともう少し高い...
少し前に修習生と話をしていたら、修習生の数が多くなった一方で事件数はあまりないので、事件が来たらジャンケンをして事件の取り合いになっているということである。 法廷でも、席数が限られているため中...
小さい頃のことを思い出したが、大阪城の堀には3メートルあるライギョ(魚の種類。タイワンドジョウ)がいて、「見た」という話があった。 ライギョは大きくなると1メートルくらいにはなるので、もちろん誰...
倫理と法律は違う。 よく、相談を聞いていると、「そんなことがまかり通れば世の中がおかしくなる」とか「道徳はどうなるんですか」と言われて怒っておられる方がいる(私にではないが)。 裁判は証拠によ...
法律家をしていると限界を感じることはある。基本的には法律に基づいた処理なので(事実上の処理で終わることもあるが)、「おかしいやん!」ということでも法律がシャットアウトしてしまっていたり、定めていな...
今日出勤の電車の中でマンガを読んでいると、スズメバチが出てくる話があった。 スズメバチは怖い。アナフィラキシーショックで何回も刺されると死亡することもある。 特にオオスズメバチのでかさはただごと...
独立すれば自由になれると考えていると全く違う。経営のために時には嫌な事件も受任しなければならないし、売上がなければ「飢える」自由もあるから、そう事は簡単ではない。 勤務弁護士時代は独立に憧れる(...
信頼の原則というものがあり、相手の自動車は交通法規に従って走行してくれると信じてよく、相手が交通法規から照らして常識的に考えられない走行をしたような場合、そのような走行は予見できないとして、衝突し...
自動車やバイクに乗るとき、自賠責保険だけで乗るということは絶対に避けなければいけない。何も保険会社のセールスマンではないが、事故を起こした時、自賠責の上積み保険である任意保険で対人無制限、対物それ...
専門という言葉は使えないかもしれないが、ある分野の事件を多数手がけていて、その分野に強いというか得意であるというのは、それぞれの弁護士で異なるであろう。 たとえば、弁護士で民事暴力事件(要するに...
事件の解決をはかろうとせず、依頼者が満足するようにだけ弁護活動をするタイプの弁護士がいる。法廷でもパフォーマンスだけを行い、依頼者向けの尋問をするだけである。 こういう弁護士はだいたい訴訟には負...
裁判は法律論よりはやはり事実の積み重ねで勝訴していくものであるが、事実をあまり聞き取らず、契約書や一般論で片付ける弁護士も割合多い。 まあ仕事が忙しいのかもしれないが、こういう弁護士は訴訟には弱...
DV(ドメスティック・バイオレンス)事件を受任することもしばしばあるが、DV夫はたいてい、「離婚は妻の意思ではなく、弁護士から言われてそう言っているだけで、妻と会えば妻は離婚しないと言ってくれる」と誤...
配偶者からDVを受けて、「離婚したい」と思ったらとにかくそれを記録化することである。裁判は証拠による認定作業なので、医者の診断書や写真、日記などが役にたつ。 そのとき離婚する気がなくとも、「離婚し...
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