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コラム一覧
犯罪被害者遺族の苦しみ
2010-05-26
最近の無差別殺人事件では、新聞報道限りでは、「最初から殺すつもりでやった」などと被疑者は述べているということが多い。 もちろん無罪推定の原則はあるものの、この被疑者が真犯人であるとすれば、なん...
養子縁組にご用心
2010-05-25
子どものいない老夫婦に非常に親切にしてくれる若いAさん。「自分は親が早く死んだから、本当のお父さん、お母さんのように思っている」などとしてよくしてくれる。 自分たちの老後の面倒や、自分達の墓守をし...
他業種との連携
2010-05-24
弁護士は他業種との連携が重要である。公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士等々いろいろな業種と連携している弁護士は事件処理の中で連携している人に聞くことが出来るので、依頼者のニーズに応えるこ...
弁護団事件と弁護士の善意
2010-05-21
消費者被害などが起こると、弁護団が結成され、告訴をしたり、消費者被害を巻き起こした会社を相手にして交渉や訴訟をしたりしているケースをよく耳にされると思う。私自身、過去にもいくつかの弁護団に入り、...
ライフワークを決めつけて弁護士になると危険
2010-05-20
私の考えとして、実際に仕事に就く前から「弁護士になったらこれをライフワークとするのだ」ということで仕事を始めるのはよくないように思う。 その事件に対する思い入れが強すぎて、冷静な対応や解決が出来...
慢心した頃に失敗する
2010-05-19
弁護士になって1年くらい経つと、自分で解決出来た事件も出てきて、ある程度自信がついてくるものである。この頃に、「自分もたいしたもんじゃないか」と思って慢心することが多い。失敗はこの慢心した頃にやっ...
クレーマー
2010-05-14
弁護士は一方当事者について紛争のただ中に入っていくので、相手方からは誤解されるし、悪意をもたれることも多い。全人格を否定するようなことを言ってくる失礼な奴もいる。それは一方当事者につくという立場上...
体の芯に残る弁護士の疲れ
2010-05-13
弁護士を長年していると、体の芯に何とも言えない「澱み」というか、「疲れ」というようなものが取り付いてくる。 私は弁護士になって11年目で、中堅の部類に入ろうとしているのであるが、弁護士になった年齢...
和解後の弁護士の責任
2010-05-12
裁判所や訴訟外で和解したけれど、約束通り支払ってもらえなかったり、約束を守られないことがある。このような時に、通常は相手の弁護士に連絡をする。連絡をしても、対応は様々である。たいていは事実確認を...
費用の安すぎる弁護士
2010-05-11
費用が他の弁護士と比較して過大な弁護士がいるという話を書いたが、これとは逆に費用が安い弁護士がいい弁護士かというと、これも一概にそうとも言えないところがある。 いわゆる「安かろう悪かろう」である...
弁護士の仕事時間
2010-05-10
私は事務所にいる時間は短い方だと思う。朝9時30分頃出勤し、夜は7時30分までには事務所を出る。弁護士の中には、毎日午前様という人もいて、そうした人達からすれば事務所にいる時間は短い。 しかし、夜遅く...
訴訟における弁護士の態度
2010-05-07
民事訴訟というものは、基本的にそれぞれの立場での主張をやりとりして、それを裏付ける証拠を提出する中で、真実が発見されるという構造を取っている。 そのため、訴訟上で提出される書面では、相手方の主張...
裁判と事実認定
2010-05-06
よく、裁判で「真実が認められた」と言っているが、実際に存在した生の事実は過去の事実であって、今タイムマシンに乗って確認することは出来ないから、裁判における事実認定というものは、「たぶんこういったこ...
弁護士と繁忙期
2010-04-30
弁護士は裁判業務中心なので、裁判所の休廷期間に併せて忙しさが変わってくることが多い。4月が裁判官の異動時期なので、異動してきたばかりの裁判官は、数百件に及ぶ事件記録を全て読み込んで4月の裁判に臨む...
弁護士と整理
2010-04-29
弁護士の整理ー。弁護士会からの文書。会議の案内や資料。 いろいろなものを整理して置いておかないといけません。事件関係であればファイルに綴じ込んだり挟んだりしておけばよいのですが、それ以外のものが...
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