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コラム

自分の連れてきた修習生の面倒は見てもらいたい

2019年2月20日

コラムカテゴリ:法律関連

 宴会の一次会に自分の担当する修習生を連れてきた弁護士が二次会に行く前に「すっ」と消えることがある。
 私はだいたい二次会に選抜されるのであるが(自分が行きたい行くという説もある)、修習生も飲みに行きたいコは、自分の修習指導担当が消えていても、連れて行って欲しそうに待っていたりする。
 私も修習時代、ただ酒を飲めるのであればホイホイと裁判官や検事、弁護士についていっていたので、その気持ちは痛いほど分かる。
 結果的に過去の自分の気持ちに置き換えて、全く私の担当でない修習生をたくさん連れていくことになるのだが、当然二次会の費用は私持ちである。
 私であれば、自分がその日どうしても二次会に連れていけず、他の弁護士に任せる時はお金を渡すか、後日請求してと伝えるのだが、消える弁護士はそういうこともしてくれない。
 若い連中が二次会に行く時で、帰らないといけない時にもお金は渡す。

 今のある程度年季が入った弁護士気が回らないのであろうか、あるいは細かいお金も支払うのがイヤなのであろうか。
 修習生も、自分の修習指導担当弁護士に、「昨日は○○先生につれていってもらいました」と報告しないのであろうか。私は札幌修習時代していたものだが。。。

 そういうことって、大事だと思うのである。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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