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コラム

第31回法曹サッカー全国大会結果

2018年10月23日

コラムカテゴリ:法律関連

 10月20日は晴れの予報であったが、午前中は小雨が降っていた。
 過去、私は京都で2回主催大会の運営に携わったが、初回は大雨であった。
 当時は土のグラウンド2面で、朝現地に自動車で行くと、広島ナンバーの自動車が止まっている。近づくと、「今日、あるんでしょうか・・・」とつぶやかれたことを覚えている。
 せっかく広島から来たのに中止では困るという趣旨で助かった。
 泥田のようなグラウンドで、試合をしたことを覚えている。この頃は、まだ1日で試合は終わっていた。

 2回目は天然芝1面、土2面であったが、これまた初日は大雨であった。懇親会で、「京都主催大会はいつも雨やな」とよそのチームから言われたことを覚えている。
 今回もまた雨が降るのかと思ったが、雨はやみ、素晴らしい秋晴れとなった。
 サッカー日和である。
 
 私は懇親会の企画立案とゲストの手配、殊勲賞等の盾の発注、試合の組み合わせの確定はやったが、後は59期のT弁護士が一人で運営を考えて、当日も行ってくれた。ありがとう、Tくん。他の若いモンは何もしなかった。10数年後に回ってきた時には、運営のつらさを味わってもらいたいモンである。

 初戦は連覇を狙う京都1であるが、前日新幹線が遅れたため、東京方面から駆けつけるメンバーは明け方近くにようやく眠ることができるという状態で、11名ちょうどしかいないという状態である。
 相手は東北連合で、ベスト4まで残ったこともある強豪である。
 開始早々にセンターバックのパスミスから失点。試合に臨む姿勢が内容に現れたのである。
 その後、2点を取り突き放すも、コーナーキックから決められて2-2の引き分け。いきなり、連覇が怪しくなる出だしである。

 私が選手として出場する京都2は初戦大阪1である。毎年優勝候補の一角であり、過去9回の優勝を誇る強豪である。
 昨年は予選で京都2が守って守ってセットプレーから1点を取り勝利しているので、大阪1も雪辱に燃えているであろう。
 我々京都2は、M原ヘッドコーチと私とで企画立案した作戦で大阪1戦に臨んだ。
 大阪1戦は初戦ということもある上、昨年勝っているので無謀にも勝ちに行くことを考えていた。メンバーもある程度固定し、出場しない選手もいる状況で戦う。
 18分ハーフの試合で、私はフォワードでスタメン出場。
 前半が始まるが、こちらは京都1から移籍した京都チームで一番の俊足のI選手が右サイドハーフにいるので、右サイドから攻撃を組み立てる。
 何回かチャンスもあり、ピンチもあったが、個人的には悔やまれるプレーもあったが、18分間走りきって前線からもプレスをかけ、何とか最低限の仕事は果たした。
 前半は0-0で折り返し。

 後半も攻められっぱなしではなく攻撃もできる状態だったが、3メートルくらい最終ラインから出ていた大阪のフォワードにボールが渡った。前半で交代し、ベンチから見ていた私も、「ああ、明らかにオフサイドやな」と見ていると、なぜかラインズマンは最終ラインについておらず、主審も流したため、そのままゴール前にドリブルをされて得点を決められてしまった。明らかな誤審であるが、法曹サッカー大会では、ビデオアシスタントレフリーは導入されていないので、そのまま得点が認められてしまった。
 そのままタイムアップ。勝利を目指して戦ったが、サッカーにはつきものの誤審によって敗退した。あのまま戦っていれば、最低でも勝ち点1は奪えたはずが、ツキがない。
 後で大阪チームの知り合いのところに言って雑談をしにいったところ、大阪チーム自体も明らかなオフサイドだとはわかっていたようである。

 少し長くなったので、明日に続く。

この記事を書いたプロ

中隆志

被害者救済に取り組む法律のプロ

中隆志(中隆志法律事務所)

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