読書日記「百年の孤独」
日本経済新聞社。全4巻。津本陽。
久しぶりに津本陽の下天は夢か(主人公は信長)を読みたくなり、寝る前に少しずつ読んでいた。
信長が本能寺の火の中に突入するところで、下天は夢かは終わる。
成功の絶頂期にいた信長の死に方は、その後の家康の天下取りに影響を与えたであろう。
秀吉もそうであったはずであるが、老耄した秀吉は、信長の教訓を活かせなかった。
信長が生きていれば、今の世界もまた違ったはずであるが、光秀が本能寺の変を起こした理由は、400年以上が経った今も、議論されるほどの謎である。