遺言は、何歳になったらつくるべきか
先日、長岡京市の社会福祉協議会様及び北部地域包括支援センター様を通じたご依頼により、コアふれまち柴の里様が行っている、いきいきサロンの一環として、「これからを考えた終活と相続」という内容にて、講演をさせていただきました。
◆お話させていただいた内容
- 終活とは
- エンディングノートと遺言
- どうして遺言が必要なのか
- 特に遺言が必要となる方
- 後見人について
- 死後事務委任契約について
自由参加のサロンでしたので、参加者の人数は決定していなかったのですが、お知らせのチラシを手配りして下さったこともあり、会場の自治会館を一杯にする参加者の方が来られ、皆様の関心の高さを感じました。
最後の質疑応答では「尊厳死の宣言書」に関するお問い合わせが複数あり、「人の死と個人の尊厳」という問題に対して、法の整備が追い付いていない現状をお伝えしつつ、改めて私自身も考える時間となりました。
終活に対する取り組みや考え方は、人それぞれだと思いますが、お話を聞いて下さった方の中には、「いいきっかけになりました。」と言って下さる方もおられましたので、「自分なりに考えて、行動してみる」ということは、大切ではないかと考えます。
コロナ禍の影響により、講演等をさせて頂く機会は少なくなっておりましたが、感染状況の落ち着きと共に、「終活などに関するお話をしてもらえないか」というお問い合わせも、少しずつ増えている様な気が致します。
人と直接お話しすることで得られる、空気感や安心感の様なものは、リモートでは決して得ることが出来ないと思いますので、コロナの終息を改めて強く願うと共に、これからもこの様な機会を大切にしたいと感じております。