言葉選び
フラッグフットボールというスポーツがあることをご存じだろうか。
大ざっぱにいうと
アメリカン・フットボールからぶつかり合いをなくしたスポーツである。
他にも違いは多々あるが、そもそもアメフト自体があまり認知されていないので
違いを論ずることは無益だろう。
そんなフラッグフットボールは、2028年のロサンゼルスオリンピックの
アディショナルゲームの候補となっており
採用されれば、皆さんが、フラッグフットボールをテレビで観る
という機会が訪れるわけである。
フラッグフットボールは、小学校の体育の授業にも採用されていることから分かるとおり
教育効果もあるスポーツである。
アメフトも同じだが、皆が万能選手である必要はない。
個人個人の特徴を活かし、得意な部分を引き出すにはどのような作戦を立てればよいか考え
また、相手の特徴や作戦を予想し、実践して
修正すべき点があれば修正する
ということの繰り返しでゲームは進行していく。
チームが勝つために、いかなる戦術を選択すべきなのか
自分だけのことではなく、周りや相手のこともよくよく観察し
頭をフル回転させるのである。
チームの勝利のためには、時には自分が犠牲になることも必要である。
また、全て自分がやろうとするのではなく
周りを信じ、自分の役割に徹することも必要である。
僕もかれこれ7年ほど前から、フラッグフットボールを始め
大学のOBチームや、他大学との合同チームなどに参加している。
(ここ1年ほど全く参加できていないが)
大学OBチーム対抗戦のハドルボウルという大会が年に2度あり
それが7月に迫っている。
出場資格は、大学OBであって年齢が35歳以上であることで
35歳以上なら参加できるレギュラーカテゴリーと、45歳以上が参加できるシニアカテゴリーがある。
上記のとおり、この1年ほど、全く身体を動かしていないが
僕も参加する予定である。
毎年、昔取った杵柄で、往年の動きができると脳は思って動こうとするが
身体がついていかずに怪我をする、という選手が相当数いる。
時には救急車が出動することもある。
なので、僕はそうならないよう、今年は大人しくしておく予定である。
一度是非、「フラッグフットボール」を検索してみて欲しい。
アメフトと異なり、小学生や中学生も、大人と対等に勝負ができるスポーツ
それがフラッグフットボールである。
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弁護士西村友彦(にしむらともひこ)
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