薪ストーブと暖炉は違うのです
本当に唐突だが
僕は3年ほど前から、テナーサックスを習っている。
僕のテナーサックスは、ヤナギサワというメーカーのもので
司法浪人時代に、塾講師のバイト代をはたいて買った。
「何でいきなり、テナーサックスを買ったのか?」
と思われたかもしれない。
理由は、映画「スウィングガールズ」に影響された
という単純なものである。
買った当初は、家の近くの林の中などで我流で吹いたりしたが
そんなことをしている場合ではないくらい
司法試験が切羽詰まってきたため、封印され
10年以上眠ったままになっていた。
しかしその間も、「いつか吹けるようになりたいなあ」
とは思い続けていて、3年前に思い立ち、習い始めた次第である。
僕のサックスの先生は、カーネギーホールなどでの演奏経験もある
プロのミュージシャンだが、凄く優しい。
その一方で、なかなかのスパルタで、ジャズのアドリブを
「この小節のコードはホニャララなので、●と▲と■と×の音を適当に組み合わせて吹いてみてください。」
などと言われ、伴奏に合わせて、いきなり吹かされる。
ちなみに、僕は、学生時代一貫してスポーツ畑を歩んできており
かつ、学校の音楽の授業も嫌いだったので、音楽の知識経験は皆無である。
もちろん、先生にもそのように前置きしているのだが
「西村さんは、伴奏から外れないで演奏できてるので、大丈夫です。」
などと言って、ずんずん先に進めていってしまうのである。
そうして、3年ほど続けていると(昨年8か月ほどお休みしたが)
譜面もそれなりに読めるようになり
音楽のことが少しずつだが、理解できるようになってきたように思う。
音楽のことをよくご存じの方にとっては、当たり前のことなのだろうが
音楽は、科学である。
そもそも、音が鳴るのは、空気が振動するからで
その周波数にしたがって、ドレミといった音が構成されている。
基を辿れば、ドレミといった音階を見つけたのは
数学者ピタゴラスと言われていることからも
音楽が科学であることがよく分かる。
何が言いたいかというと
音楽という、一見すると感覚世界の住人しか近寄れなさそうなものが
僕のような音楽的素養のない者でも、近寄ってよいものだ
というように思えるようになったということだ。
今は、ようやく、「コード」について理解したいと思い
勉強中である。
そうしていれば、いつの日か、人前で
小粋にアドリブなんかも入れつつ、格好良くサックスを演奏できるようになる。
はずだ。
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弁護士西村友彦(にしむらともひこ)
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