人権感覚
僕は、某海外のM社の車に乗っているのだが
そのディーラーの担当者Nさんを通じて感じたことを書いてみたい。
僕がNさんにお願いしていたのは
カーナビの性能をアップデートしたいということだった。
お願いしてしばらく経ってから電話があり
メーカーに問い合わせているが、まだ回答が返ってきていないのでもう少し時間が欲しい
と途中報告をしてくれた。
この時点で、「やっぱりNさんはちゃんとしてるなあ」と思った。
そして、それから少し経って電話があり
メーカーから回答が返ってきたが、カーナビのメーカーのホームページでディスクを購入し
ご自身でアップデートしていただくのが、うちが車を預かってやるよりも所要時間が短くて済むと思う
必要な情報はメール添付で送るし、作業で分からないことがあれば
電話しながら一緒にアップデートしてもらったらよい
と言ってくれた。
「さすがNさん!」
とは口には出さなかったが、思わずそう叫びたくなるほど
本当にいつも気持ちのよい対応をしてくれるなあ、と思った。
今回のことは、Nさんというか、ディーラーさんにとって、一文の得にもならないことだ。
それでも誠心誠意対応してくれる。
Nさんは、恐らく30歳そこそこではないかと思うが
いつも丁寧で、常にこちらの立場に配慮した対応をしてくれる。
立派だと思うし、Nさんから車を買えてよかったと、接する度に思う。
僕は、今の車に乗り換えるまでは、国産メーカーH社の車に乗っていた。
最初の担当者はよかったが、その方がすぐに退職してしまい
替わった担当者がひどく、会話する気にもならないような方だった。
そのため、車の乗り換えを検討するに至った。
車は買って終わりではない。だから、誰から買うかがとても重要だと思う。
そしてこのことは、何も車に限ったことではなく
全ての物やサービスの提供に共通することだ。
弁護士の仕事も全く例外ではない。
結果が同じだからといって、ご依頼者が満足されるものではない。
大事なのは、その過程であり
「この弁護士に依頼してよかった」と思ってもらえる関係性を作ることだ。
Nさんと接すると、いつも襟を正されるのだった。
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弁護士西村友彦(にしむらともひこ)
夷川通り法律事務所
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