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小学生の親が高校受験のために今からすべきこと 第5回

久保克己

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テーマ:小学生の親が高校受験のために今からすべき

昨年から引き続き、おおたとしまさ著「小学生の親が高校受験のために今からすべきこと」(旺文社)の紹介をさせていただきたいと思います。

第4章:小学生のうちに身につけておきたい学力
この章でおおたとしまさ先生は、高校受験で難関校合格を目指すために小学生の間にどのような勉強をしておけばよいか、という事を説明してくださいます。

高校受験で難関校合格を目指すためには、小学校の教科書を理解しておけば十分なのでしょうか。おおたとしまさ先生は次のようにおっしゃいます。著書の中から抜き出してみたいと思います。
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高校受験で難関校合格を目指したいのであれば、小学校の教科書レベルでは足りません。(中略)理解した事柄を記憶として定着させ自分のものとするためには、ただ理解するだけではだめなのです。繰り返し問題を解いて出力しなければいけないのです。しかし現在の公立小学校の授業の中では、問題を解く訓練が圧倒的に足りていません。ですから、授業のその場では一度理解できたものが、記憶として定着しません。
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公立小学校では、先生方は出来るだけ生徒全員が理解でき、基礎学力をつける事が出来るように工夫して授業をしておられます。その努力は大変なものだと思います。
一方で難関といわれる高校の入試問題は、各中学で成績がトップレベルの生徒達が受験して合否が決まるわけですから、相当な難問が各科目で出題されます。中学3年間で難関高校に出題される難問を解いて合格点を取ることが出来るようになるためには、小学生の段階で教科書+αの知識と、問題を解いて正解を出す力が必要になると思います。
おおたとしまさ先生は、この著書の中で、小学校入学前、1~2年生、3~4年生、5~6年生に分けて取り組んでおきたい内容を具体的に書いてくださっています。

是非、ご一読いただきたいと思います。

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京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。

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久保克己(塾講師)

株式会社京進

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