中学受験にむけて、直前期に気をつけておきたい事 第3回 手続きについて
前回は、9月以降、合格に近づくためにお勧めしたい事をお話しました。今回は入試に向けてお子様の得点力をアップするために保護者として気を付けたい事をお話したいと思います。
今回は中学入試についてお話します。
1.塾での学習内容は徹底的にマスターしよう
追い込み期に入り、塾での学習もよりハードになってきていると思います。中学入試に関して得点力アップをするには、まずは塾で習う内容、塾から出される課題を徹底的にマスターする事です。塾で特訓などがあれば積極的に参加しましょう。その際、入試に向けての勉強を全て塾任せ、子ども任せにするのではなく、ご家庭が積極的に関わって頂きたいと思います。子どもだけでは理解が難しい内容もあります。また、子どもだけでは息切れしてしまう場合もあります。これから入試までお子様に寄り添い、力を貸してあげて頂きたいと思います。入試合格まで一緒に走ってあげてください。
2.効率的に勉強をしよう
たとえば「塾が子どもの苦手単元を重点的に指導してくれない」「塾が子どもの志望校の過去問題をなかなか取り上げてくれない」などの不安や不満が生じる場合があります。不安や不満を持ち続けてもお子様の得点力は上がりません。今はいかに効率的に得点力を上げるか?を考えて行動する時だと思います。「子どもの苦手単元を重点的に指導してくれない」と感じたら、今まで使ってきた塾のテキストや問題集を使って家庭学習で苦手単元を復習しましょう。「塾が子どもの志望校の過去問題をなかなか取り上げてくれない」と感じたら過去問題集を買ってきて家庭学習をすれば良いでしょう。その際、解答が詳しくて持ち運びやすいサイズの過去問題集が便利です。難関校を目指す生徒達の中にはこれからの時期、自分の志望校や併願校、志望校と難易度が同レベルの中学の過去問題集を自分で購入し、携帯し、自分でどんどん解いていく生徒が多くいます。志望校ではない他の中学の過去問題が実際の入試で役立つこともあるからです。分からない問題は解答解説を読んで、それでも腑に落ちない場合に塾の講師に質問します。そのような積極性が出てきたら合格が近づいてくると思います。
次回は「効果的な質問の仕方」についてお話したいと思います。
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