お子様が小2、小3で中入試を考え始めたお母様へ　第3回

2013年1月22日公開 / 2019年3月14日更新

前回は、「お母様にお願いしたい事」という内容でお話しました。今回はもう少し具体的に「塾選びのポイント」という内容でお話したいと思います。

塾選びのポイント
まずは行動しましょう。
ご家庭で中学受験の意思を固まり、塾選びの段階になった時は、まずは行動してみましょう。
ネットなどで「塾選び」を検索すると、いろいろな方がいろいろなアドバイスを書いていらっしゃいます。貴重なアドバイスがたくさん書いてありますので、参考にしていただければ良いのですが、あまりに知識先行になると情報量が多すぎて、かえって選びきれなくなって来る場合があります。
そのような時は、通塾に負担にならない範囲でいくつかの塾に目星をつけましょう。
その上で、まず電話して、話を聞いてみるとよいでしょう。
話を聞けば、塾の授業日とお子さまの習い事やクラブなどの日がバッティングしないか、などの情報が分かります。中には、中学受験の指導をしていない塾もあるでしょう。そうすると、おのずからいくつかの塾に絞られてきます。
いくつかに絞ることが出来たら、塾の担当者や塾長とアポを取っていただいて、出来れば直接会って、お話していただければ良いと思います。学力診断テストを実施している塾なら、お子さまに学力診断テストを受けていただいて、テストの結果面談という形でお話して頂く事がベストでしょう。
直接、話をした感触というのは案外、大切なもので、「この人なら安心して子どもを任せることが出来る」と感じるか、「ちょっと、頼りないな～」「感じが良くないよ」と感じるかは大きな違いです。
話をする際には、担当者や塾長が地域の中学入試に対して豊富な情報を持っているか？それを分かりやすく話す事が出来るか？子どもを指導する上での熱意を感じるか？良い話だけでなく、中学入試の厳しさやつらさなども正直に話しているか？自分の塾の指導方法や指導内容に自信を持って明快に話しているか？という事をチェックしていただければ良いでしょう。また、塾が体験授業を実施している場合は、積極的に利用して、塾の雰囲気を知っていただく事も重要かと思います。

次回は、1月29日（火）に、「高校受験直前に気をつけたい事」についてお話したいと思います。

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2012年5月8日(火)スタート
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