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中1生 冬休みの過ごし方 第6回

久保克己

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テーマ:冬休みの過ごし方

前回は、中1生のお子様をお持ちのお母様、お父様に向けてお子様が塾に通っておられない場合の家庭学習で数学の予習についてお話しました。今回は冬休み中の時間管理についてお話したいと思います。

お子様の冬休み中の生活ですが、塾に通っておられる場合と通っておられない場合で大きく違ってきます。
1.塾に通っておられる場合
<モデルケース>
7時起床。午前中は学校のクラブ活動。午後1時ごろ帰宅。昼食後休憩。短時間の昼寝も可。午後3時~5時で塾の予習復習宿題や学校の宿題をこなす。その後早めの夕食をとり午後6時半~9時半は塾で勉強。10時帰宅。10時~10時20分は本日、塾で習った事の復習。その後軽めの夜食と入浴。11時就眠。
これは一つのモデルケースですが、塾に通っておられる場合はクラブと塾とで生活パターンが立てやすいと思います。このモデルケースで大切なのは、「10時~10時20分は本日、塾で習った事の復習」を入れることです。短時間でも当日中に復習をしておけば知識の定着がとても良くなります。復習が必要なことは集団指導の塾でも個別指導の塾でも同じです。塾は「通っただけで成績が上がる」ような魔法の場所ではありません。特に個別指導の塾では「分かったつもり」になって復習が疎かになる場合が多いようです。復習が疎かになるとせっかく塾に通ったのに成績は上がらない、という事になります。しっかり復習をして成績を大きく伸ばして欲しいと思います。

2.塾に通っておられない場合
ややもすると冬休みが「クラブと学校の宿題をしただけ」で終わってしまいます。出来れば英語・数学のこれまでの復習と冬休み明けの予習をしておきたいものです。そのためには生活のリズムを作る事が肝心です。午前中にクラブがある場合は、午後3時~5時は必ず机に向かう、あるいはクラブが午後なら午前9時~11時は必ず机に向かう、など、勉強する時間を決めてしまうと良いでしょう。特に注意して頂きたいのは正月明けです。気持ちが緩んだまま冬休みが終わり、冬休み明けを迎えても休み前のペースになかなか戻らない事も良くあります。大晦日~正月三が日が過ぎたら、お子様を正月前の生活に戻してあげてください。夜更かし、朝寝坊は正月三が日、長くても4日の日曜で終わりにさせましょう。生活パターンが戻れば気持ちの切り替えも出来ます。気持ちの切り替えが出来れば勉強にも集中出来るようになるでしょう。

<お知らせ>
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専門家

久保克己(塾講師)

株式会社京進

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