受験生をお持ちの保護者の皆様へ

2015年1月9日

テーマ：2015年中学入試

年が明けて関西では本格的な受験シーズンになりました。1月10日に滋賀公立中高一貫校の入試があり、17日から関西私立中の入試が始まります。京都公立中高一貫校の入試も17日実施となります。愛知県でも1月下旬から2月にかけて中学入試が実施されます。同時に大学入試センター試験も17日、18日の実施となります。また、2月からは高校入試が本格化します。

入試直前の時期、保護者の皆様にお願いしたいのは、お子様の健康管理です。身体面、精神面両方の健康管理をお願いしたいと思います。身体面につきましては、ここで申し上げるまでも無く十分に気をつけていただいていると思います。身体面と並んで大切な事は精神面の健康管理です。

今年の箱根駅伝で青山学院大学が圧倒的なタイムで優勝されました。印象に残ったのは、襷を受け渡す時や給水の時に見せる、選手のはじけるような笑顔でした。青山学院大学の原監督が大会前の記者会見で発表されたテーマは「ワクワク大作戦」でした。試合に臨むにあたって、監督や選手の明るさが印象に残った駅伝でした。もちろん、日々の厳しい鍛錬に裏打ちされた実力があっての事でしょうが、こういう状態で試合に臨んだ事が優勝への力になったのではないかと思います。

入試でも同様です。昨年1月の当コラムで受験生をお持ちの保護者の皆様に対してこんな事を書かせていただきました。「受験まで１週間、動揺する事なく興奮する事なく、大きな気持ちで受験生を見守ってあげてください。お子様がまるでピクニックに行くような顔で試験場に向かう事が出来れば、きっとよい結果が出ることでしょう」
今年も同じ事を申し上げたいと思います。家庭では明るく、お子様の気持ちが前向きになるよう、ケアしてあげてください。

お子様が日ごろ培った実力を十分発揮されて合格される事を心から願っております。

この記事を書いたプロ

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己（株式会社京進）

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