2015年中学入試
前回まで、元気な生徒が中学入試の合格に近づく事を書いてきました。今回は、親がどのように接すれば中学入試に向けてお子様が元気になるかを書いてみたいと思います。
1.親がお子様の入試合格に積極的に関わる
大切な事は、お子様の受験を塾任せにしない、という事です。受験情報の収集、受験日程の立案、それだけでなく、お子様の弱点補強にも積極的に関わってあげてください。「そんな事は塾がするべき事じゃないのか?」というご意見もありますが、ここでは「塾がするべきか?親がするべきか?」ではなく、どちらが効率的か?どちらが合格に近づくか?どちらがお子様の元気が出るか?という観点でお話したいと思います。
「塾がするべきだ。やってくれない塾が悪い」と親がイライラを募らせる姿にお子様は不安を感じ、元気を失っていきます。また、親がイライラしながら過ごしている間に時間は無駄に過ぎていきます。塾の受験情報が不足と思えば、不足している部分を親が調べましょう。併願校については塾と相談しながら決めていただいても良いと思いますが、受験日程については塾の立案を待つのでなく親が立案しましょう。お子様の弱点が克服できないようなら、個別指導の塾を利用する、もしくは親が家庭教師になってあげましょう。塾は頼って寄りかかるものではなく、お子様の合格のために利用するものなのです。「不満をもちながら待つのではなく、自分で積極的に動く」姿をお子様に見せてあげて欲しいと思います。
次回は、親が弱点補強をする場合の注意点についてお話したいと思います。
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京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。