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2015年中学入試

2014年10月10日

テーマ:2015年中学入試

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

2015年中学入試 第2回

前回、次のようなお話をしました。
「多くの塾では中学入試に必要な単元は夏前くらいに終了し、夏で総復習をして秋からは入試問題演習に入っている時期かと思います。まずは塾の課題を徹底的にやりこなしてください。塾の課題を徹底的にやりこなす事が合格への近道です。
「入試直前なのですが、塾に任せておいて大丈夫でしょうか?」というご相談を受ける事があります。この時期に迷ったり悩んだりしている時間はありません。お子様を不安にさせるだけです。立ち止まらず、どうすればお子様が効率的に合格に近づけるかを考えてあげましょう。その姿勢がお子様を元気にします。」

今回は具体的に、これから入試までどのような過ごし方が合格に近づくかについて、具体的にお話したいと思います。

「入試直前なのですが、塾に任せておいて大丈夫でしょうか?」
塾の勉強についていけないようならご家庭でフォローするとか、苦手科目を個別指導でフォローするなどの方法を考えてあげてください。
塾に任せておいて不安なら、ご家庭でプラスαの勉強をすれば良いのです。

生徒によっては、この時期から受験に向けて、塾の勉強と併行して第1志望校の過去問題集を購入し、家庭学習で仕上げた上で、仕上げた過去問題集を携帯して少しの空いた時間で間違えた所を見直しています。さらに併願校の過去問題集にも取り組み、可能な場合は第1志望校と同レベルの難易度の中学の過去問題集を買い求め、どんどんやっていきます。分からない所は「ここまで考えましたがここからが分かりませんから教えてください」と、問題・解答・それと自分が書いた式や考え方を持参して塾講師に質問します。塾の休憩時間には友人同士で問題の出し合いをしています。塾から出る宿題以上に、自分で課題を見つけてこなしていきます。もちろん、課題発見には親の協力が必要ですが、その姿はまるで、今まで餌を与えられる事を待っていた雛鳥が自分で餌を求めてはばたき始めたようです。入試直前にそのような状態になった生徒は受験校の難易度に関わらず、まず受かります。受かるだけではなく、中学に入ってからも上位をキープします。進学校に合格した場合はその後、難関大学に進学していきます。そのような事例はたくさんあります。

では、これから入試に向けてお子様を「元気な状態」に持っていくには、親としてはどのように接すれば良いでしょう。

次回は、これまでご紹介した「我が子を伸ばす親のかかわり方」を参考にしながら、親としての接し方をお話したいと思います。

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京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。

この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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