子育て 第12回
我が子を伸ばす親の関わり方 第7回
前回は「我が子を伸ばす親の関わり方」として「聴く会話」という事が具体的にどういう事なのか?事例をあげてお話しました。今回は前回に引き続き私が勤務する京進で子育て支援に長年取り組んできた専門家から聞き取った内容から「やる気」についてお話したいと思います。
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“やる気”の大敵は、中断と不用意な言葉かけ
過去6回、『我が子を伸ばす親の関わり方』として①待つこと②あるがままに観ること③聴く会話を心掛けること、を2回ずつに分けてお話してきました。
待つことは“自主性を伸ばす”ために、あるがままに観ることは“子どもの持っている能力を能力通りに伸ばす”ために、そして、聴く会話は“素直な性格を形成する” ために必要であると。
そして、実践していただくようお願いしてきました。3日坊主でなく続けていただいていますでしょうか?
今回が7回目。“やる気”についてです。何をするにも、やる気がなければ上手くいきません。やる気(意欲・好奇心)の大敵は、中断とタイミングの悪い不用意な言葉かけです。
人間の脳は面白い反応をするようにできています。
何かをしている時に、何らかの刺激が与えられると、同時に刷り込まれるようです。
例えば、学習中に嫌な刺激が刷り込まれると、学習→嫌なもの、になるのです。
タイミングの悪い不用意な言葉かけは、我が子のやる気を削ぐだけでなく学習嫌いにしてしまう危険性をはらんでいます。
また、中断はやる気を支えている好奇心の芽を摘む行為です。我が子が何かに興味を持ち始めたときに、それを阻害するような言動をとっておられないですよね?
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では、中断やタイミングの悪い不用意な言葉かけとはどのようなものでしょう。
次回、具体例をあげてお話したいと思います。
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京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。